出版社/著者からの内容紹介
師、友、そして夫からさえもうとまれた…。うぬぼれ強く、しっと深い女として誤解され続けてきた天才女流俳人・杉田久女。その栄光と孤独な生涯を描く。女流文学賞受賞作。(解説・山田詠美)
内容(「BOOK」データベースより)
高浜虚子の提唱する“台所俳句”に惹かれた久女は一途に句作に打ち込み、次々と秀句を発表。天才俳人の名をほしいままにするが、昭和11年敬愛する師・虚子から突然「ホトトギス」同人を除名される。俳句にすべてを賭けた久女は、以来不幸な運命を辿る。夫との不和、俳壇の心ないスキャンダル、ダークな伝説にまみれた悲劇の人・久女。芸術と家庭の間で懸命に生きた“早すぎたノラ”の真実。長編評伝小説。女流文学賞受賞作。