タイトルは軽い感じですが、中身は濃厚です。
ホメオパシーを使っている人であれば、必ず(絶対)読んでおかなければなら
ない重要な本といっても過言ではありません。
「ホメオパシーによる治療は医師が行うべき。」と、ホメオパシーを医学として
評価している医師達は主張します。
もちろん応急処置の目的で家庭で使う分にはかまわないが、なぜ、医師免許を
持った人間のみがホメオパシー治療を行うべきなのか?
ホメオパシーは「副作用がなく安心・安全」と宣伝されていますが、使う人に
よっては安全でも安心でもなくなってしまうという大きな落とし穴があります。
本書では実例を挙げて”危険なケース”を提示しています。
また、現状の日本のホメオパス認定についての問題点についても指摘されて
おり、関係者にはかなり耳の痛い内容となっているとは思いますが・・・、
事実、その通りであると思っている人も少なくはないでしょう。
私もホメオパシーに関する本は、医師によって執筆された本以外は読まないよう
にしています。
ホメオパシーの問題点を真摯に取り上げた本は、この本以外知りません。
「問題点を知らない」というのは、危険!時には命取りです。
だからこそ、この本は必読の書であると言えます。
ホメオパシーは時に劇的に効果をあげることがあるので、それを経験した人は
気分が高揚してしまい、「ホメオパシーは万能」と、過信してしまうことがあります。
過信や妄信がいかに危険であるかを知り、その高揚した気分を沈めて”冷静さ”
を取り戻す。この本には、そういう具体的な”効能”があります。
そのほか、今、日本の病院でホメオパシーがどのように使用されているのか?に
ついても詳しく書かれています。まさしく「治療現場からの報告」です。