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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白い世界観。主人公は男の娘!?,
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レビュー対象商品: 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫) (文庫)
花は愛でるものではなく、この世界に住む人間にとって有害なものであり、花に対し、人間は花狩と呼ばれる歌姫と舞手というペアで戦うという世界観です。そんな人間を育成する楽院が主な舞台となります。花と戦うための歌姫の能力は女性が持つ能力とされており、主人公クロードは男なのにその能力を有し、歌姫となるべく楽院に入ろうとするも男というだけで不合格にされる。彼の過去の喪失から花に復讐するために女装して楽院に入り、歌姫を目指す。そして、5年前花に襲われたことにより、それまでの記憶を失い舞手として剣を振るうノワール。そんな二人がペアを組まされたことによってお話は動き出します。 レビューでBLくさいというのを見て、途中まで若干疑ってはいたのですが、ちゃんと男女の少女恋愛小説でした。キャラ当人や第三者から見れば、BLもしくは百合くさいかもしれませんが、全ての事情を知っている読者からしてみれば、二人の距離感や関係性にやきもきするも読んでてにやにやを隠せません。 私自身、異性装ネタが大好きなため、この作品は非常に楽しめました。 最初、公式の立ち読みをちらっと見たときは、女装出来るほど発育の悪い男主人公なのかと、それはあまりかっこよくないなぁなんて思ってたのですが、そこは若干ご都合主義に取れなくもないですが、幼馴染のミュゲの力に寄るもので、主人公である18歳のクロードは普通に好青年です(笑) 結構、戦闘描写は生と死を賭けた殺伐としたものだというのに、敵が花であるため、その情景は凄く幻想的でファンタジックな印象を受けます。 単巻ものなのかどうかわかりませんが、二人の関係の決着が今巻だけで決着付くのだろうかと読んでて思ったのですが、二人の大元にある関係に関しては全く決着付いてません。寧ろ、二人の関係がもっと親密になってからのがいいと思いますし、その距離感を楽しむのもこの作品の醍醐味だと思います。 可能であれば、是非続きを読みたいなと思う作品です。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
詰め込みすぎ?,
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レビュー対象商品: 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫) (文庫)
「花」が端的に言えばバケモノとして人を食らう世界が舞台です。初恋の少女との約束を果たすために、本来女性しかなれないはずの「歌姫」を志願し、薬を使って少女に化けてまでして「楽院」で学ぶクロード。その彼の前に現れた不思議な少年。謎の多い彼は、悲惨な過去を負っていました……。 この作者さんの持ち味であったはずの軽妙洒脱な語り口が、あまり生かされていない感じを受けました。設定が重いためではなく、詰め込み過ぎのせいで説明口調の部分が多く、そのせいで勢いが殺されている気がします。 また、作者あとがきにあったような、確信犯的(開き直った)女装少年だったらよかったなー。クロードが凡百の女装キャラのように実は女装を嫌がっているのが、平凡な印象になってしまい惜しかったです。 また、ラブに力点入りすぎな印象を受けました。それも読後感を平凡な感じにしていて惜しい。 しかし前作同様、2巻以降は勢いが出てくるのではと期待して星3つです。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
女装ヒーローに無理を感じてしまいました,
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レビュー対象商品: 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫) (文庫)
「花」が人を襲い養分とする世界。領地は隣同士ながら敵対する旧爵位持ちの家のクロードとロザリア。身体の弱いクロード少年は、女性にしか許されない『花狩り』の「歌姫」の才を持ち、舞の好きなロザリアは彼の歌で舞いたいと思った。けれど幼く淡い二人の恋は、二人して家を出ようと決めた日に奇しくも襲った『花嵐』によって「ロザリアの死」で終わってしまった。 それから5年。彼女を助けることが出来なかったクロードは、若返りの薬を使い性別を偽って、歌姫と舞手を養成する楽院へ入学する。 中身は健全な18歳の青年なのに、楽院内「双璧の美女」と称される見た目完全美少女のクロードが、流れの舞手から楽院に編入した少年ノワール・クロエと組まされ、力の目覚めや止まっていた時を動かされ始める・・・ような物語でした。 無愛想で言葉の足りない、他者を拒絶しているノワール。かの『花嵐』により襲われる以前の記憶を失い、生きていくためにいろいろ秘密を抱えている。「彼」の過去は読者には隠されたものでなく、この運命の二人がいつどうやって互いのことに気づくのか(まあ、ノワールは記憶を失ってるけれど)その辺がこれからの醍醐味になってくるのだと思います。 この世界を提示する始めの巻として、人食いの意志を持つ「花」を狩る「歌姫」や戦う「舞手」らの設定が、きちんと描かれてはいるけれど情報量の多さの割には肝心のところは無いのとささいな事が気になる自分の性分のせいでやや消化不良になってしまいました。 歌姫や舞手に絶対的な性差別条件があるのに、女装で面接で通るって身体検査しないの?没落したとは言え、旧侯爵家の亡くなった一人娘と同姓同名ってバレやすそうだけど?とか。若返り薬の効き具合も痛みとかしっかりあるし身体の変化はけっこう急だし、こんな毎日いったりきたりの変身して大丈夫なの、とか(笑)。 主要キャラの少年、少女の頃からの変容ぶりもかなりなものなので、ちょっと落差に追いつけませんでした。病弱で優しげな印象のクロードは鍛えた、という一文はあるものの心も身体も健全すぎる青年に、無口で無愛想、言葉が足りないノワールが後半はけっこう饒舌だったり。 もともとBL方面が苦手なもので、これは少年だと言い聞かせつつノワールの男の子らしからぬ部分にときめいて慌てるクロードを楽しめなかった、っていうのもあるかも知れないです。
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