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花物語 (講談社BOX) [単行本(ソフトカバー)]

西尾 維新 , VOFAN
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (79件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

悪マーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新

“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河(かんばるするが)。直江津(なおえつ)高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった……。
<物語>は、少しずつ深みへと堕ちていく――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君を知り、解きはなつための物語。

内容(「BOOK」データベースより)

“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”阿良々木暦の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河。直江津高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった…。“物語”は、少しずつ深みへと堕ちていく―。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 292ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/3/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062837714
  • ISBN-13: 978-4062837712
  • 発売日: 2011/3/30
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (79件のカスタマーレビュー)
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70 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『猫物語(白)』以来のキャラクター1人称語りシリーズ第2弾です。語り手はもちろん神原駿河。

時間軸は神原が3年生になったあとに設定されているので、高校を卒業してしまった阿良々木暦はあまり出て来ません。というか、他の主要キャラも数えるほどしか出て来ないので、バカ話やメタ発言の分量は意外にもシリーズ最少です。

その分神原のモノローグや、とあるキャラクターのセリフが多くを占めており、比重がかなりシリアス寄りになっています。「西尾哲学」が炸裂しているとも言えるでしょう。

外から眺めているとどこまでもおふざけとエロ話で出来ていて、ともすれば浮世離れしているようにさえ見える神原の、案外真っ当な、というか実直な内面に触れることもでき、ああやっぱり彼女も人間なんだなとちょっと安心すると同時に好感が持てました。

あとがきにもあるように、視点が他者なのか自分自身なのかで人物の印象は変わって来るということなのでしょうか?

僕は楽しく読めましたが、前述した通りおふざけパートがあまりないので、好みはハッキリと別れる作品だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
やっと手に入ったので、少し遅くなりましたが、簡単にレビューを書きたいと思います。
※以下のレビュー(感想)の中に、多少のネタバレを含んでおります。書かないと説明できないのです。すみません…。

まず、本当に評価の分かれる作品だと思いました。
私も購入までは、おそらく語り部となるであろう神原の、ギャグや下ネタ発言に非常に期待していましたし、キャラクター同士の掛け合いが『化物語』の持ち味だとも思っていました。

しかし本作ではそれらがあまり出てきません。
仮に期待通りのそういった演出があったとしても、場違いに感じたでしょう。
そういった意味で明らかに『化物語』シリーズ中では「静か」な、読者によっては「つまらない」という印象を与える作品だと思います。

ですが、それらがないから「つまらない」というのは、少々勿体無い感想である気がします。
この『花物語』は、神原駿河…彼女が「自分らしさ」を見つけ出すための物語だと私は思うのです。

作中で、「自分らしさとは何か」を問われた阿良々木さんがこう答えています。

「お前(神原)の尊敬にたる先輩であろうと、いっぱいいっぱいだったって感じかな。そういう意味じゃ、僕らしさってのは、お前が決めていたのかもしれない」

この言葉で気付きました。
「自分らしさ」とは自分ではなく、相手によって決定されている可能性がある。
誰しも「他人に向かう自分」と、「自分に向かう自分」は別物、別次元のはずです。

だとしたら、読者が期待している「神原駿河らしさ」と、語り部としての「神原駿河らしさ」は、異なって当然であると。
この差異によって評価が下がってしまうのはちょっと切ないなと思ったのです。

それともうひとつ。
従来のようなキャラクター同士の掛け合いが少なく、読者(読み物)的には寂しい(つまらない)のは確かでしたが、
それってつまり、先輩たちが卒業してしまってひとり取り残された神原自身の気持ちとリンクするものがあるのでは……?

つまり、本作で掛け合いが極端に少なかったのは、著者がそういった雰囲気や気持ちや、孤独感を演出してのことだったのでないかと…。

だとしたらまんまとのせられたなぁ、という感想です(笑)
そうでなかったら、深読みしすぎ!ということでひとつ……。

初めてのレビューでしたが、ここまでお読みくださりありがとうございました!
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ポロロッカ トップ500レビュアー
シリーズの9作目で,これまでの8月から一気に飛んで翌年4月の新学期からはじまります.
語り部はカバー絵に登場の本作のヒロイン.『猫物語(白)』にも似たシリアス路線です.

一瞬,誰かわからないほどに淡々と語られる冒頭部,そしてその後も静かに進む様子は,
それまで彼女が『演じて』きたキャラクタとは大きくかけ離れ,そのギャップはもちろん,
たびたび語られる,『自分に対する自分と他人の評価のずれ』をうまく表している印象です.

また,これまでとは時系列が大きく違い,主人公の少年たちもほとんど登場しませんし,
派手さや場面転換が少なく,独白に近い展開からどうしても地味目に感じてしまいますが,
これが彼女が誰にも頼らずに一人でけじめをつけ,『卒業』をするための物語だと考えれば,
タイミングとしてはここ,そして少年たちにも『休んで』もらうしかなかったように思えます.

結果,既刊に比べると少し浮いてしまい,番外編のようになってしまった感は否めず,
シリーズや彼女に期待をして,賑やかな展開を望んでいた方にも不満が残りそうですが,
それまでの重たさから一変,熱さや友情,爽やかささえも伝わる終盤から結末への流れは,
アニメではやや雑な扱いだった彼女の新たな,いえ本当の姿をうかがい知ることができます.

中盤での長い『一人語り』は,カギ括弧の独特な使い方のせいもありちょっと疲れましたが,
いかにも意味深なあれこれは,残り3巻となったシリーズを最後まで楽しませてくれそうです.
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静かなお話
他のレビューにもありましたが静かな作品です。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 京都アニお
え?これってどうなの・・・?的な話。
「西尾維新のファン」で、色んな西尾節を楽しみたい、という方なら楽しめるはず。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: なななな
予想外を楽しめるか肩透かしと思うか
神原駿河のこれまでのキャラクターを愛してる人ほど、がっかりする巻です。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ナナシ
いつもの物語シリーズとは違うかも
いつもの物語シリーズとは、少しテンションや目線が違うかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 夜也
面白くないです
賛否両論、分かれる作品だと思いますが、私は否定的な意見です。「神原駿河」というキャラに関しては一切シリアスな話しを求めていなかったので。「とにかく笑わせて欲しい」... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ゆあ
今回は再び神原編
 神原の成長の物語です。(物語シリーズ全部が登場人物たちの成長物語でもあるわけですが)。もちろん面白い小説に出来上がっているのですがやや.... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 五島雅
正直なところ
がっかりでした。
でもまあ、こういう巻があってもいいかもしれません。

と思っておきます。
投稿日: 9か月前 投稿者: Jauk
途中で飽きた
神原はシリーズでも好きなキャラなので、期待して読みました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ドラセナ
面白かったです
面白かったけど好きなキャラ(忍ちゃん、撫子ちゃん)が出なくて少し残念…。まあ神原と荒々木先輩の絡みが見れただけでもよかったです。
投稿日: 9か月前 投稿者: フレア
別の話となっていますよ
すでに化物語とは別の話になってしまっていますが、過去の資産を生かしながら別の話を創るというのはある意味大変な作品になったと思います。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: kont
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