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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どんな料理が飛び出すか? ガンバレ澪,
By 読書人 "活字中毒" (埼玉県鳩ヶ谷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花散らしの雨 みをつくし料理帖 (文庫)
今回も期待を裏切らない、創意工夫に溢れた料理が登場し、楽しかった。時代小説の本質や雰囲気という点では、やや難があるが、一話ごとに登場する料理は素晴らしい。 本書の最後に登場する「忍び瓜」には脱帽しました。私も料理は決して嫌いではないが、このような調理方法があったのかと目を瞠る思いでした。 ストーリーも、主人公の料理人“澪”の一途さ、健気さ、そして一所懸命な姿に共感を覚えます。思わず応援したくなります。意地悪な大料理店“登龍楼”の嫌がらせにも、俯くことなく立ち向かう澪。幼馴染の野江を気遣う澪。時には少女らしく途方にくれる澪。細かい点を気にしなければ、楽しい読物だと思います。 料理を通しての一人の少女の成長譚として、最後は明るい気持ちになれる連作短編集です。初めての方は、第1巻の「八朔の雪」から読んでみて下さい。軽い読物のつもりで手に取れば、期待を裏切らないでしょう。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
次回作に期待します,
By
レビュー対象商品: 花散らしの雨 みをつくし料理帖 (文庫)
待っていた2作目ということで早速読みました。今回はもちろん料理の話も多く出てくるが、前作のほうが料理への情熱を感じたかなぁ。 前作で澪が今いる場所で料理人として精進すると覚悟を決めて、今作で揺るがずがんばっている姿は清々しいし、 新しい登場人物っも出てきて新鮮味や澪の成長も感じさせている。 親友の野江への想いも一途で応援したくなる。 ただ前作で予想された展開であるが、澪が小松原に秘めた恋心を自覚したり、源斉先生が澪のこと好きらしいという少女マンガ的な展開は ベタかなぁと思ってしまったが、小松原の素性も今回も明かされないし、源斉先生の本音もわからない。そうなるとやっぱり気になるし、 また違った料理を見てみたいので、期待を込めて4点。 時代小説や料理小説とかジャンルにこだわらずに気軽に読める一冊です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心が温まる小説の2作目,
By みいこんぶ (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花散らしの雨 みをつくし料理帖 (文庫)
今回も心が温まるような1冊でした。今回も没頭して一気に読んでしまいました。 お店を移し、 新たに親しくなった清右衛門や 奉公のふき、臨時手伝いのお婆のりうが加わり、 登龍楼に料理を取られたり、 おりょうや太一が麻疹にかかったりと 騒動が起こりますが、 読んでいくと穏やかさが残ります。 澪にちょっと恋の予感がするような、しないような というところも良い感じです。 こうした穏やかさが残る小説は、 佐伯さんの江戸双紙シリーズの磐音と同様に 主人公がどこかのんびりしていて、 料理を楽しむ人柄という共通点があるものなんですね。 次作も楽しみです。
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