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花嫁
 
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花嫁 [単行本]

青山 七恵
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商品の説明

内容紹介

兄さんが今度、お嫁さんをもらう。
あたしは断固反対。唾棄すべきことだ。
兄と妹。夫と妻。親と子。
固く結ばれた絆の裏には、淫靡で怖い秘密がある。

20歳の大学生・若松麻紀は、眠れない時や寂しい時、兄さんのベッドに潜り込む。婚約者の話を聞いたのも、ベッドの中だった。若松家の長男・和俊が、婚約者を連れて来たことで、兄を愛する麻紀はパニックに陥った。腕利きの和菓子職人・父は、年に一度だけ、家族に内緒で出かけて行く。逢い引きの相手は、店のお手伝いをしている弓子さんだった。夫を支えて繁盛する店を切り盛りし、子供二人を育て上げた母は、和俊の結婚式の後、花嫁に向けて一通の手紙を書き出した。その中には、若松夫婦の思いもよらぬ過去、子供らの出生の秘密が書かれていて……。
仲良し四人家族の中に、ある日いきなり「花嫁」がやってきた。今までそれぞれがひた隠しにしてきた過去が掘り返されていく。情熱と契約で結ばれた家族の果て。

著者について

1983年埼玉県生まれ。2005年に『窓の灯』で文藝賞を受賞しデビュー。07年に『ひとり日和』で芥川賞受賞。09年に『かけら』で川端賞受賞。著書に『魔法使いクラブ』『お別れの音』『わたしの彼氏』『あかりの湖畔』など。

登録情報

  • 単行本: 245ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/2/10)
  • ISBN-10: 4344021304
  • ISBN-13: 978-4344021303
  • 発売日: 2012/2/10
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ほんわかした装丁から、仲の良い家族の中に新しい家族(兄の嫁)が
迎え入れられる際に起きるちょっとした波紋を繊細に描いた小説、
かと思ったら、とんでもなかった!
まるでミステリー。というか、殺人こそ起こらないが
ほとんどミステリーだ、これは。
4章が家族4人のそれぞれの視点で構成され、だんだん「秘密」が
明らかになっていく過程にサスペンスがあって、わくわくする。
そして、家族4人の視点から浮き彫りになる、親子の絆、
人が人を愛することのどうしようもなさが胸に迫ってくる。
エンターテインメントであると同時に、いつまでも心に残る
「家族」小説(なぜカッコ付きかは読むと分かる)だ。
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