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花妖譚 (文春文庫)
 
 

花妖譚 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた一茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは(黒色の牡丹)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角がついに到達した夢幻の世界とは(睡蓮)。作家「司馬遼太郎」となる前の新聞記者時代に書かれた、妖しくて物悲しい、花にまつわる十篇の幻想小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

司馬 遼太郎
大正12年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの蛩音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみち1”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 146ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/4/10)
  • ISBN-10: 4167663333
  • ISBN-13: 978-4167663339
  • 発売日: 2009/4/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マッキー トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
花にまつわる10作品が収められています。
華道の未生流家元出版部の機関紙に掲載されることで題材に花を選んだのでしょうか?
司馬遼太郎というペンネーム以前の福田定一で出した作品ですが、この頃から彼は
世界中の歴史に精通しており、古文書に書かれた膨大な知識や人脈を
自由に作品に投影して、史実と創作を見事に織り上げた珠玉の短編集です!
その花のもつ妖艶さや可憐さ、人を幻惑する香りや秘密をそれぞれの主人公の
性や生き様に絡ませて、実に魅惑的に描いています。
ギリシャ神話やモンゴル・中国・日本の歴史の一コマにスポットライトをあてた
形式にしているので、読者も1編ごとにその歴史に浸ることができます。
著者の知識容量の深さと広さ、そして 若々しく純粋で清らかな創作の世界を楽しめます!
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マサ
形式:文庫
司馬遼太郎さんの本は、何冊か読んでますが
今回は「花妖譚」

司馬遼太郎さんではなく、まだ本名の
福田定一さんの名前で書いていたころの作品です。

とても薄い文庫本で、しかも、そこに十篇も
入っているので、

1つ1つは、とても短い話ばかりですが
やはり、後の司馬遼太郎さんの雰囲気はありますね。

十篇の題材は、
中国、日本、モンゴル、ギリシャなど

とても幅広いのですが

元々は、華道かんなかの関係の雑誌に
連載されたものだっただけに

全て、花にまつわる話ばかりです。

そして、全てに共通するキーワードは「死」
少し悲しい物語だったりします。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
司馬遼太郎が本名で書いていた時代の短編集。
デビュー前後いったいどんな感じで書いてたんやろうと思って買うてみたが、いやはや、司馬遼太郎でした。
ただの短編なのだが、まあ、なんと美しい文章だろうと惚れ惚れする。
すべてに無駄がなく、よどみなく文章が流れ、気がつけば自分が”そこ”に存在する。
目に見えないものが見えはじめ、花の匂いをも嗅ぐことができる。
しかし、今頃出すなんて、どっから発掘してきたのやらw
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