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花埋み (集英社文庫)
 
 

花埋み (集英社文庫) [文庫]

渡辺 淳一
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

明治初期、女性が学問をすることが許されなかった時代―。世間のさまざまな偏見や障害を乗り越えて医師の資格を得、日本で最初の女医となった荻野吟子の波瀾に富んだ生涯を描く。(解説・川西政明)

内容(「BOOK」データベースより)

女に学問はいらないという風潮が残る明治初期、医学の道を志した女性がいた。日本最初の女医・荻野吟子である。夫に膿淋をうつされた屈辱と痛みから、同じ悩みを持つ女性を救うべく、かたくなな偏見と障害を乗り越え、医師の資格を得、医院を開業。社会運動にも参加した。数奇な運命に満ちた愛と苦悩の生涯を医師出身の著者が、情熱と共感をもって描いた初期の代表的長編小説。

登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 集英社 (1993/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087480038
  • ISBN-13: 978-4087480030
  • 発売日: 1993/3/19
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 190,475位 (本のベストセラーを見る)
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女医の誕生 2006/1/9
形式:文庫
日本初の女医、荻野吟子の小説です。

吟子が女医を志し、数多の苦難を乗り越え夢を実現する辺りは読んでいて痛快でした。明治時代の男尊女卑、理解のなさに腹が立ちつつ、そういった差別に果敢に挑み続けた吟子の偉業には心から畏敬の念を抱きます。

ただ、開業し社会地位も認められた中盤から、キリスト教に帰依していく後半部分は、読んでいて辛かったです。今まで築いてきたものを全て捨ててまで飛び込んだ道だったのに、結局吟子が得たものとはいったいなんだったのだろう。

彼女の波乱の生涯と残した功績はもっと認められるべきだと思います。ドラマ化しても十分興味を持たれる題材ではないでしょうか。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 平和 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
日本で初めての女医で、日本で初めての女性啓蒙活動家である荻野吟子。しかし、私もこの本を読むまで彼女の事を知りませんでした。津田塾の創設者「津田梅子」、東京女子医大の創設者「吉岡弥生」、共立学園の創設者のひとり「鳩山春子」これらの女性達と同じかそれ以上の実績を残している荻野吟子が何故、後世に名を残せていないかというと、それは彼女の結婚に原因があります。詳しくは本書を読んでのお楽しみですが…。後世の歴史を知っている我々にとっては非常に惜しいことに感じますが、彼女にとっては一番幸せな時期だったのかもしれません。本書を読んで荻野吟子が近代日本における女性の地位向上に果たした多大なる実績を実感して頂きたいと思います。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
北埼玉・俵瀬の名主の末娘・荻野ぎん(吟子)は、結婚まもなく夫から膿淋をうつされたうえ離婚されてしまう。吟子は治療のため、順天堂医院に入院するが、そこでの男性医師らによる診断・治療は、若い女性である吟子にとって、忘れがたいほどの屈辱的なものであった。彼女は、同じような経験を女性にして欲しくないと思い、女医になることを決心する。

経済的にも苦しいなか、東京女子師範(現お茶の水女子大学)の1期生として首席で卒業し、女人禁制の私塾好寿院では、さまざまないじめに逢ったり、解剖学の勉強のために刑場から人骨を盗み出したりする。
女子には受験資格さえ無かった医術開業試験にも、努力の末合格することができついには医院を開業する・・・・。

母・かよや姉・友子の家族愛も彼女を支えたが、なによりも彼女自身の「絶対に女医になるんだ」という堅い決意が、彼女の生きる原動力であった。吟子が生涯東京で開業していたら、どんな人生だったのだろう・・・。晩年の吟子のことを思うとなんだかすごく切ない・・・。

医師であった渡辺氏だからこそ執筆できたとも言える、初期(1970年)の感動的な伝記小説である。

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渡辺淳一の初期の力作、花埋み
渡辺さんの初期の作品としては、「遠き落日」「光と影」と並ぶ素晴らしい作品と思います。
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投稿日: 7か月前 投稿者: 淳一ファン
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投稿日: 15か月前 投稿者: 本子
本書だけで渡辺淳一の名前は現代文学史に残す価値がある。
名作である。本書だけで渡辺淳一の名前は現代文学史に残す価値がある。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/20 投稿者: アーリーバード
素晴らしい
私はこの本を実話とは知らずに読みました。何人かの方がコメントを書いているように、渡辺淳一さんの今までの作品とは少し違った感じの内容です。明治初期、一人の淋病になっ... 続きを読む
投稿日: 2008/4/29 投稿者: かぼかぼこ
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 日本初の国が認めた女性医師「荻野吟子」の物語。... 続きを読む
投稿日: 2005/9/15 投稿者: 理系の文系
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20年前に初めて読んだ時に、勉強に仕事に自分の夢に頑張ろうという大きな力をもらい、非常に感動を受けた本でした。20年経った今、本棚に大事にとってあった本書を再度読... 続きを読む
投稿日: 2005/2/10 投稿者: 正義の味方
女医さんになりたい方へ
高校1年の時、国語の先生がこの本を読んだと紹介したので素直に読みました。16歳の私には衝撃的だったけど、日本初の女医:荻野吟子の生涯を知るには良い本です。
投稿日: 2004/9/6 投稿者: 有限かいしゃ
初めて読んだ渡辺淳一の小説です!
高校時代、夏休み読書感想文を書くために読んだのですが、のめりこみました。夫から業病(性病)をうつされ、その診察にたえきれず女医になることを選んだ荻野吟子。日本で初... 続きを読む
投稿日: 2003/10/11 投稿者: hssk-o
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