今回は「ハリーとキティ編」そして「幼い頃のルマティとクインザ編」が収録されていました。
まず若い頃のハリーが本編で描かれることはほとんどありませんでした。
いつもダンディで髭をたくわえた余裕あるDad。
しかしこの特別編で見せるハリーは、若く、まだ奔放な大富豪(美男)
女がほうっておくわけがなく、やはりモテます。
そしてそんな彼が、警官であるキティと出会います。
真面目で四角四面、仕事をきっちりこなすキティに、もちろんこの若きハリーは惹かれます。
そしてラギネイ編、幼いルマティと、まだ健在の頃のクインザが主役です。
王宮では侍従の試験が行われます。
様々な思いを抱えた若者が試験を受けにくるのですが、兄皇太子ソマンドのいる春宮侍従の候補生に選ばれず
ルマティのいる冬宮侍従候補生としてやってきた4人。
時期が悪く、クインザは出張で不在、クインザの弟であるセズンが試験官となり、冬宮を仕切ることになります。
若者4人は王宮の不穏な空気に毒されて行くのですが…。
読み終わってこみ上げてきたものは、懐かしさという一言で表されるものではありませんでした。
特にクインザは、本編で見事に「悪」を演じきって死んでいきました。
その発端とも言える物語なので、彼の未来を知っているこちらとしては、なんだか切ないような…。