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花まんま
 
 

花まんま [単行本]

朱川 湊人
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (53件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第133回(平成17年度上半期) 直木賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

大人になったあなたは、何かを忘れてしまっていませんか?大阪の路地裏を舞台に、新進気鋭の著者が描く六篇の不思議な世界。

登録情報

  • 単行本: 264ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/4/23)
  • ISBN-10: 4163238409
  • ISBN-13: 978-4163238401
  • 発売日: 2005/4/23
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (53件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 220,716位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 子供時代の色、匂い、秘密……得体の知れない不思議なもの, 2005/7/15
レビュー対象商品: 花まんま (単行本)
 なんとも不思議な話が6篇。ありえないようでいて、じわじわとあるいはズキンと胸に入り込んでくる話だ。
 “昭和”の時代の空気を色濃く漂わせた、どこか懐かしくしかし決して綺麗事ではない子供時代の思い出が語られてゆくにつれ、物語の世界に引きこまれていった。
 大阪の下町、路地の子供、いかがわしい大人……そんな物語の設定のなかに滲みでてくるのは、6篇とも子供時代の“秘密”や“不思議な体験”であり、それが<死>と隣り合った思い出であることだ。
 人の死、幽霊、墓場、葬式等々、死と関連するモチーフが、人間の弱さや切実な願いや、どうにもならない現実の重さや……いろいろな<生>を浮き上がらせていく。
 「トカビの夜」のチェンホのいじらしさに胸打たれ、「凍蝶」の現実の苦みに自分が大人になってしまったことを思い知らされたりした。6篇とも本当に甲乙つけがたい話で、うまくは言えないが、みぞおちのあたりを軽く小突かれたような思いが残る。ただの不思議な話ではないのである。

 本来は賞の結果に関係なく評されるべき作品だろうが、「朱川さん、直木賞受賞、おめでとうございます」と、一言添えさせていただきたい。

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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 話の玉手箱, 2005/5/15
レビュー対象商品: 花まんま (単行本)
テレビで紹介されているのを見て買いました。
ちょっと怖くなる話、不思議な話、ちょっぴり哀しい話など、話の玉手箱とでもいったような短篇集です。どの作品も、人が生きること、死ぬことをテーマにしているように思いました。早速周りの人にも読んでもらおうと思っているところです。
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27 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 特に30代、40代の人たちにおすすめ!!, 2005/6/28
レビュー対象商品: 花まんま (単行本)
 知っている人は知っている、朱川湊人さんの短編集。
 カテゴリー的にはホラー小説扱いされているのですが、この人の作品は怖さの中に、人間の哀愁を組み込んだ、懐かしいにおいのする怪談話といったほうがピンと来るような気がします。
 特に今作は、人間の喜怒哀楽がつまった、とても気持ちの良くなる、怪談小話です。怖いながらも読後の安らぎ感は、なんともこそばゆい感覚。涙腺がちょっぴり熱くなる、怪談をここまで書ける人はそうはいないでしょう。
 とくに舞台設定が昭和の中ごろなので、その当時の年代を知っている人には特におすすめ。ものすごく懐かしい香りのする、日本のファンタジー小説でしょう。
 絶対、お勧めです!!!
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