著者の夫グレッグさんが癌でなくなった後、著者はなぜ夫が癌で亡くならなければならなかったのかを考えだす。たどり着いたのは、枯葉剤。グレッグさんは、ベトナム戦争に従軍にしており、枯葉剤を浴びていた。疑惑をつのらせた著者が、そこから映画作りを学び、映画に関わる技術やノウハウを習得し、それまでに撮りためていた夫の映像に加え、新たな取材や資料映像によって完成させたのがドキュメンタリー映画『花はどこへいった』です。
本書は、写真家としてのグレッグさんの生前、特に取材で訪れたアジアや中近東の国々について、また著者が映画作りを学び、実際に制作する過程、そしてアメリカやベトナムなどで行った追跡調査や取材などが描かれています。
一人の人間でも、強い決意を持つことによって、大きなことが成し遂げられることに気付かせてくれます。