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花はさくら木 (朝日文庫)
 
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花はさくら木 (朝日文庫) [文庫]

辻原 登
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

江戸時代中期、宝暦11(1761)年。京・大坂を舞台に、即位前の女性天皇・智子内親王(後桜町)、権謀術数で知られる田沼意次が活躍する。人・歴史・地理があやなす華麗な恋と冒険のとびきりの時代小説!〔解説・池澤夏樹〕

内容(「BOOK」データベースより)

江戸時代中期、宝暦十一(1761)年。文化の爛熟期を迎えた京・大坂を舞台に、即位前の女性天皇・智子内親王(後桜町)や田沼意次が大活躍する。人・歴史・地理があやなす、恋と冒険あふれるとびきりの時代小説。大佛次郎賞受賞作がついに文庫化。

登録情報

  • 文庫: 462ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2009/9/4)
  • ISBN-10: 4022645032
  • ISBN-13: 978-4022645036
  • 発売日: 2009/9/4
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 211,643位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なかなか当時に生きていた様な感覚を与えてくれる優れた作品だと思う。思い切った冒険小説といったところか。

しかし、豪商といえば悪徳商人のイメージで、鴻池家や北風家を悪く描きすぎていないだろうか。特に北風家については司馬遼太郎の『菜の花の沖』でも取り上げられた様に、公共に尽くした兵庫の本家が有名で、本書で取り上げられた伏見の北風家は分家筋に当たる。鴻池家が伊丹の元々の本家と大坂の分家に分かれていた様に、北風家も海運業の主要拠点に分立していたのである。作中の北風荘次郎は、豊臣秀吉が作った秘密施設を利用して、悪事の限りを尽くし、最後は南蛮に逃げるとのオチがついている。しかし、今でも生活している北風家の子孫の存在はどう説明されるのだろうか?

また、本書で、伏見の北風を騙して舟遊びをするように描かれている与謝蕪村の最大のパトロンが兵庫の北風荘右衛門であるのだが・・・。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sandii
形式:単行本
ちょっと分厚いし、歴史物でしょ。二の足ふんで、しばらくずーっと机上にあり。まっ、せっかくだから読んでみるか。なになに、田沼意次ー?言わずとしれた悪名高き治政者でしょー??

ってとこから始めて、読み出したら止まりませんでした。使われている言葉はなかなか難しく、聞き覚えのある文人たちが続出。いちいち、この人誰だっけ?なんて図説日本史引き引き読んだので、時間かかっちゃいましたが、いやはや、感激。良い話です。ドラマチックだし、歴史もよくわかるようになる。

もし意次がほんとにこんな人だったらいいな。

江戸時代ってほんとにすごいな。学ぶところが多いです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
痛快時代劇 2006/12/27
形式:単行本
田沼意次に興味があって手に取りました。田沼期の政治経済をテーマにとっていて知的刺激も豊富でありながら、小説としては、主人公の美男美女が大活躍する痛快な時代劇といった風で、テレビで水戸黄門でも見るように楽しく読めました。ただ、主人公同士の再会という重要事件を単なる純粋な偶然に頼っているあたりがあまりにもうそっぽくて星一つ分減点です。

田沼意次は有能な政治家でありながら太っ腹の好人物として描かれています。先日広瀬仁紀の「田沼意次」も読みましたが、こちらは硬派な時代小説。用語使いもえらく難しくて少々読みづらかったのですが、意次の人物像はほぼ同様でした。
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