内容(「BOOK」データベースより)
明治の終り、故郷を追われ北九州若松港に流れてきた男と女。二人は最下層の荷役労働者となり、度胸と義侠心で荒くれ男を束ね、波止場の暴力と闘う。男は玉井金五郎、女はマン。男の胸の彫青は昇り龍に菊の花。港湾労働の近代化を背景に展開する波乱万丈の物語。著者は本名玉井勝則、金五郎・マンの長男、実名で登場する。
著者紹介
明治40(1907)年福岡県若松生まれ。本名玉井勝則。早大英文科中退。10代から文学に傾倒、早大時代には中山省三郎らと同人誌で活動する。だが、若松港の沖仲仕のリーダーだった父を助け、沖仲仕労働組合の幹部として労働運動へ。このとき投獄もされた。のち文学に戻り昭和13年『糞尿譚』で芥川賞受賞、さらに日中戦争から材を得た『麦と兵隊』などがベストセラーに。戦後、一時追放されたが『花と龍』『革命前後』等を発表。昭和35(1960)年、自ら命を絶った。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
火野 葦平
1907‐60年。作家。福岡県若松市生まれ。早大文学部英文科中退。36年若松港沖仲士労働組合を結成、港湾労働者の闘争を指導。逮捕転向を経て、文学にもどる。38年「糞尿譚」で芥川賞受賞。徐州作戦に従軍し、「麦と兵隊」を発表。戦後に戦争協力者として追放を受け、50年に解除され、健筆をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1907‐60年。作家。福岡県若松市生まれ。早大文学部英文科中退。36年若松港沖仲士労働組合を結成、港湾労働者の闘争を指導。逮捕転向を経て、文学にもどる。38年「糞尿譚」で芥川賞受賞。徐州作戦に従軍し、「麦と兵隊」を発表。戦後に戦争協力者として追放を受け、50年に解除され、健筆をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)