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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
隆慶一郎と呪術,
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レビュー対象商品: 花と火の帝(上) (講談社文庫) (文庫)
隆慶一郎と言えば『影武者徳川家康』や『一夢庵風流記』が有名ですが、この作品は上記の作品とは違った意味で面白いです。物語の中に呪術が当然のように登場するというのは伝奇的ではありますが、昨今の陰陽師やハリーポッターに親しんだ人々には入り込みやすいのではないでしょうか。天皇を題材にしている小説というのはあまり読んだ経験がなかったのですが、天皇が長い間存在してきた理由のひとつが、この作品の中に描かれているように感じました。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
未完であることが残念。,
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レビュー対象商品: 花と火の帝(上) (講談社文庫) (文庫)
氏の新境地ともいえる作品。呪術使いによる戦闘は、切った張ったとはひと味違う緊迫感があります。 また、天皇について文化を統べる者として定義した着眼点はさすが。 未完であることが残念。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
天皇の隠密 岩介,
By 隆慶一郎 のファン (太平洋) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花と火の帝(上) (講談社文庫) (文庫)
花と火の帝は、一番感動した小説です。慟哭させられた場面があって、ひとつひとつ書きたい思いもあります。若き後水尾天皇と岩介とのやりとりがあります。 「帝はお幾つでんねん。まだまだこれからやおまへんか。相手は棺桶に片足つっこんどるおいぼれや。焦ってまんねん。帝はのんびり待ってはったら宜し」 老いて焦っているからこそ、今の大御所家康は危険なのである。岩介はそのことを強く感じていた。だが天皇にそれを告げるわけにはゆかなかった。 帝のお顔が僅かに明るくなられた。 「そやな。わしは若いんやな」 「そうどすがな」 「これから何でも出来るんやな」 「そうどすがな」 「家康をあっという目に会わせることも出来るんやな」 「そうどすがな」 いつの間にか岩介は泣いていた。何故だか、岩介にも判らなかった。わけもなく、ただ涙が流れた。 「岩よ」 「へえ」 「泣いたらあかん」 「泣いとりまへん。目えから水が出とるだけや」 「岩よ」 「へえ」 「ありがとう」 ******** 他にも、京都所司代に仕え、帝の隠密になった朝比奈兵左衛門。キリシタンの忍者、霧隠才蔵。これらの男たちに慟哭します。 隆慶一郎の小説はいずれも素晴らしい生き方に満ち満ちています。 本を二つ紹介します。 般若心経物語 隆慶一郎の作品に感動した方には、ぜひ読んでほしい本です。大きな感動があります。 もう一つはにあんちゃん 十歳の少女の日記です。 「にあんちゃん」は、小学生が書いた日記です。隆慶一郎(池田一朗)はこの本を元に映画のシナリオを書きました。 私は「にあんちゃん」は子々孫々まで世界中の人に読み継がれてほしいと思っています。 隆慶一郎を動かしたほどの本だと思っています。 本来のレビューから外れてしまったでしょうか・・・・
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