東京が巨大な花に侵されそこで働いていた人はみんな死んでしまった………でもそれを信じない人たちはその周辺の町でずっと待っている。
そんな「残され妻」の一人である奥たんは、毎日ご主人の分のご飯をおいしく作って待っている。
毎回、おいしいご飯と、そのご飯が出来上がる過程で起こる出来事を描く。
ご飯のページはカラー。贅沢な造りの本だ。
奥たんはやはり北海道出身で「最終彼女」の彼女が結婚したらこうなのかなあ、というカンジ。
丸くって小さくてかわいくてけっこう頑固。
これを作ると決めたらどこまでもいってしまう。
その奥たんの行動を追いかけながら、「花」の謎、「東京」の謎を読者が理解していくというつくりになっている。
ただ奥たんはご主人とごはんのことしか考えてないので、読者と一緒に考える別なキャラクターが用意されている。