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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
若いって良いなと思った。,
By とり - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花とアリス 通常版 [DVD] (DVD)
正直、全く期待はしていなかった。作品としてどうこうと言うより、岩井監督が鈴木杏と蒼井優を撮りたかっただけなんだろうと安直に考えていた。 結果的にそれは事実なのだが、僕の想像を遙かに超えたすばらしい作品にまとまっていた。 特に際だってすばらしいのは鈴木杏と蒼井優の演技だろう。 この二人の演技力にはまったく脱帽だ。 脚本の良さもあるのだろうが、何よりコミカルな二人の会話は楽しくて楽しくてしょうがない。 絶妙な間だったり、表情だったり、しぐさだったり、何でこんなに見せ方がうまいんだろうと感心してしまう。 脇役陣も非常に魅力的で作品に彩りを添えているが、 こんな有名な人がたったこれだけ?と驚いてしまうような場面もある。 吉岡秀隆などは声だけの出演である(しかし、十分に存在感を感じさせるが)。 そうした実力者たちが出しゃばらず完全に脇役に徹しているという点もこの作品の魅力だろう。 物語としては冗談のようなストーリーだが、個人的にはアリス(蒼井)とその父との親子関係が物語に奥行きを与えている点が好印象である。 蒼井優は魅力的な女優だ。 これからも魅力的であり続けるだろう。 ラストのバレエを踊るシーンは眩しいほどの魅力に溢れている。
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
炸裂:映画編,
By Rock'n Roll Suicide (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花とアリス 通常版 [DVD] (DVD)
公開されてからずいぶん経って、今更ながら見てみました。炸裂してます。岩井俊二の少女趣味が炸裂してます。 映像の美しさでは文句なしだったが、『四月物語』ではその少女趣味を大学生にあてはめてしまって 松たか子扮する卯月のカマトトっぷりに閉口してしまった。 それがこの映画を遠ざけてた理由だったけど、主人公達が高校一年生という事でうまい具合に炸裂してます。 まさに独壇場です。 年代的にもう花やアリスの年代よりももうアリスの父に近くなってしまって アリスの父に感情移入してしまった。 娘の入学祝いに何を送っていいか分からず万年筆を贈ってしまう父。 所在なげに一人で喋りまくってしまう父。 電車のドアが閉まってすぐに仕事の自分に戻る父。 アリスがまーくんの名前を父のくれた万年筆で知るところから 彼に父を重ね、トランプでそれを終わりにしようとする。 こういうところ心に届いてくるあたり本当に岩井俊二は巧いなって思う。 花には裏切りとも言える無理難題を押し付けられ 家事のできない母には都合良く扱われ まるで自分を感じさせないアリス。 それが初めて『ちゃんと踊っていいですか?』と 積み重ねてきたバレエで自分を表現する。 いつまでも少女性を固辞する母や ついこの間まで少女だった広末涼子とも違う 本当の少女の永遠には続かない輝きをそのバレエは放ってた。 このバレエのシーンでこの二時間越えの映画が報われた。 最後はオリーブ少女へのオマージュかな?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絶賛です。,
By メガネット (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 花とアリス 通常版 [DVD] (DVD)
最近の邦画はなんとなく雰囲気だけで終わってたり、ストーリーは色々謎を含んで終わりってのがありがちですが、この作品は起承転結がしっかりあって楽しめました。描写しているのは日常の風景なんですけどね。岩井監督独特の、まるでシフォン越しに撮ったような淡い色彩。粒子の粗いような映像。それは今作品でももちろん健在で、ふたりの女の子+男の子の三角関係を出すぎず控えず彩っています。 そんな詩的な映像ながらも、随所に盛り込まれる<笑い>。 「四月物語」にて「雨」を喜びのイメージとして演出した岩井監督に感銘を受けたのですが、今作も花のほうのクライマックスにて相反するイメージを取り混ぜ、場をいっそう盛り上げていたのが印象的でした。ネタバレになっちゃうんで詳しくは書けないんですが。 最後に。 やっぱ岩井俊二作品は好きだっつって!! (しかし今どきの女の子は「ハンニバル」を見るのかぁ...)
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