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芭蕉の方法―連句というコミュニケーション (角川選書)
 
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芭蕉の方法―連句というコミュニケーション (角川選書) [単行本]

宮脇 真彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

連句とは、言葉のどういう性質に根差す文芸か? 芭蕉連句の方法に迫る。

連句は、前句が作り出す意味を意図的に読み替えて新たな世界を作り出す文芸である。言葉の持つ機能に注目しつつ、発句より連句に絶対の自信を持っていた芭蕉が、一座をいかに捌き変化する世界を作り上げたかを検証。

内容(「BOOK」データベースより)

連句は、付句の作者が前句をどう解釈するかによって新たな世界を切り開いてゆく文芸である。言葉は「言いたかったこと」ではなく、「言い表されたこと」自体として積極的に読み直され、新たな世界の言葉へと変貌してゆく。芭蕉が一座をいかに捌き変化する世界を作り上げたかを解明し、発句には見られない人情豊かな芭蕉の連句の世界を提示する。

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: 角川書店 (2002/05)
  • ISBN-10: 4047033383
  • ISBN-13: 978-4047033382
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
 連句は共同制作という点で、俳句・短歌とは異なっている。複数作者が句を詠むことによって成り立つ日本独自の共同詩である。その場に参加している作者たちは自分の句よりも前に(あるいは、自分の句に続いて)他の作者たちの句があり、それを読まずには作れない。連句の魅力は、一句として独自性も大切であるが、前句と付句によって展開する「付合」の面白さである。本書は、連句とかどういうものか、基本的なことを説明している。芭蕉は俳句(発句)だけではなく、連句作品を多く作っているが、その中から芭蕉の付句を44章抜き出し、分類し解説を加えている。人と人を結ぶコミュニケーションの場として連句が親しまれることを期待したい(雅)
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形式:単行本
第一章 言葉の出会い──読むということ
第二章 連句というコミュニケーション
第三章 付けの方法・転じの方法
第四章 芭蕉連句の世界──コミュニケーションの実際
第五章 芭蕉付句抄

上句と付け句からなる連句を味わいを損ねることなく解説してくれます。歌仙の中で句が如何に展開してゆくか見通しがつきます。
私は発話者と受け手の落差のようなことを考えているときに本書を見つけて得るところがありました。

後半で芭蕉の『猿蓑』から歌仙「市中は」を例にとった連句の解説があります。連句において付け句が前句に対してどのように距離をとるかが解説されています。
歌仙「市中は」は岩波文庫『芭蕉七部集』に収録されています。

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