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芙蓉千里
 
 

芙蓉千里 [単行本]

須賀 しのぶ
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

明治40年、売れっ子女郎目指して自ら人買いに「買われた」少女フミ。満州はハルビンの地で、新しい人生が始まる。コバルト文庫の看板作家が満を持してオトナ女子におくる、ハイパーガールズエンタメ!!

内容(「BOOK」データベースより)

明治40年、少女は“大志”を抱いて海を渡った―『流血女神伝』の須賀しのぶがおくる、ガールズ大河小説。

登録情報

  • 単行本: 389ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/7/1)
  • ISBN-10: 4048739654
  • ISBN-13: 978-4048739658
  • 発売日: 2009/7/1
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 242,435位 (本のベストセラーを見る)
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By felt
形式:単行本
面白かった!一気に読みました。
舞台は日露戦争後、満州ハルピンの中国人街にある日本人女郎屋。
辻芸人の親に捨てられたフミは、女郎になる為に大陸に渡りますが、
下働きとして過ごすうち、芸妓を目指すことになります。

この作者の書く登場人物は皆、芯が強くて自分なりの信念を持っています。
主人公のフミは、頭の回転が速くてきっぱりした性格で、迷ったり傷ついたりしながらもへこたれません。
過酷な過去を持ちつつも、生きる事にとにかく前向きで貪欲で生命力があるので、読んでいて気持ちがよいです。
娼館の女郎達も、それぞれに自分の道を貫いて生きていきます。

愚かだったり悲しかったりするけれど、どの女の生き様も、あざやかで潔い。
フミとタエの支え合う友情や、ハルピン桜の下でお千代の為に舞うシーンでは、涙が浮かびました。

ちなみに、準備や後始末についてはそれなりにあけすけに描かれていますが、男女の絡み描写は殆どありません。
どろどろしているようで、どこかさわやかなのはそのせいかも。
携帯版から削られたシーンがかなりあることが唯一残念でした。
続編の連載も決定しているようです。芙蓉が激動の時代でどう咲いていくのか、楽しみです。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さすが 2010/3/22
形式:単行本
須賀しのぶさんの書く話の魅力は、小説らしい華やかな展開と、その中でも
きっちりと描かれる現実的な悲しさや醜さのバランスだと思います。
千代の生き方が胸に痛いです。彼女と蘭花の生き様は極めて対照的で、一見
蘭花の生き方のほうが美しく見えるけれども、フミの決断に大きな影響を与
えたのは千代のほうですよね。私の知っている中で一番かっこいい女郎だった、
というフミの言葉が千代に聞こえていればいいと思いました。

女性たちはもちろん、男性陣も大変魅力的でした。山村さんと黒谷さんの間
で揺れるフミの気持ちがよくわかります。正直私は逆の展開を予想していた
のですが、読み終わってみるとこっちの展開のほうが良かった、と思いました。
このお話だけできれいに完結しているので、続編があるのはちょっと複雑…。
でもまた読んだら「続編があって良かった」と思うのかも知れません。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
どう生きるか 2009/8/22
形式:単行本
冒頭はあまり惹かれるものがなく、ページをめくる手もゆっくりだったのですが、
山村さんが出てきたあたりからおフミの世界が動き出し流れるままに一気に読み終えてしまいました。
あるものは自分の体ひとつ、そういう世界で生きていく女の世界。
優雅である人、したたかである人、真っすぐである人…様々です。
主人公のおフミからは、生きる強さを感じました。
どんな状況にあっても、自分を決して偽らない。だからこそ、人はおフミに惹かれるんでしょう。
おフミの親友おタエも素敵です。第三章では思わず涙してしまいました。

どうやら続編があるということなので、とても楽しみです。
ぜひおフミには、黒谷さんの凍った心を溶かしてあげてあげてもらいたいです。
最後のハルビン駅でおフミをおぶる黒谷さん、とても素敵でしたもの…!
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真骨頂かな 0 2009/11/29
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