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本書で個人的に印象に残ったのは、恋人に先立たれた女が、真夜中の悪戯電話(彼女にとっては悪戯行為では決してないのだけれど)で繋がった少年との会話から、自分自身の生き方を変える「顔色の悪い魚(青)」と、スノッブなグループがやぼったい少女を一員に迎え、陰で彼女を嘲笑しグループの苛めの対象とするが、それを知った少女とその後の展開が意外性のあった「雲の出産(灰色)」。短編と短編の間にその話の内容を表した色紙を挟み込んだ装丁も素敵です。
ぜひ一読を。
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