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色好みの構造――王朝文化の深層 (岩波新書) 新書 – 1985/11/20


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登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1985/11/20)
  • ISBN-10: 4004203198
  • ISBN-13: 978-4004203193
  • 発売日: 1985/11/20
  • 商品パッケージの寸法: 16.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 350,380位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 青ち 投稿日 2010/5/13
形式: 新書
著者によれば、『源氏物語』や『枕草子』が象徴し、平安期に絶頂を極めたという「色好み」の精神史。その系譜を、『竹取物語』や『伊勢物語』あたりから説き起こし、『新古今集』や『徒然草』あたりにその解体を見て、丁寧に(もしくは執拗に)読み解いていく。本書の執筆当時から考えても、フェミニズムやジェンダー論を経験した現代日本的な価値観や倫理観からすれば、なかなか想像しがたい人間交際のあり方が、そこには詳述されている。

最近の本だと、本書がしつこいほど追いかけている「人間の生々しい部分」を切り離したような、さらりとした触感のものが多数を占めているように思える。悩ましい吐息を感じさせるこうした切り口の研究は、他にどれほどされているのだろうか…。
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