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フリーセックス主義者たちの溜まり場だと信じて疑わなかったユースホステルに泊まった晩、いよいよ狂乱の宴が始まるのかって、心臓をバクバクさせていたら、じつは健全なキャンプファイヤーだったときの描写なんてほんと切なくなるくらい笑いました。
なんだかウディ・アレンの初期の頃の作品を見ているようで。
こういう情けなくて、スペシャルバカで、ストレートな作品の方が、巷に溢れる作為的な泣けます本より、よほど人生について語りかけてくるし、はるかに哀しく美しいと思うんですが、、、。
こういう心から笑える小説がめっきり少ない昨今、久しぶりに電車の中で笑いました。そんな小説です。
このくそ暑い夏に読むにはぴったりの爽快感でした。
昔もてなかったことを笑い話にできる全ての洒落た人たちに、ぴったり(笑)。
奥田英朗とかもそうだけど、「泣けます」なんていうのではなく、腹を抱えて笑いながらどこかほっとする本が増えて、嬉しい限り。
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