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彼の詩作品はユーモアに富み、かつ内面の繊細さとその根底にある哀しさとで読むものを惹き付けます。「普通の人(普通に生活し、働き、家庭をもち…という意味)が詩を書いたっていいんじゃないの。」と、彼は生活のために働くかたわら詩を書き続けてきた苦労人。人が持つ子どもの部分を大切にする大人であるように思います。自分の娘と一緒に仕事先(娘は学校)をサボり、娘に「明日は行きなよ」と言われてしまう詩などは、思わず顔がほころんでしまいます。母性本能をくすぐる詩人なのかもしれませんね。
この本は出版されてある数々の詩集・俳諧集から抜粋して収められていますが、もう少し収録作品が多くてもよかったかナとも思います。
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