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24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
作品自体は星5つ,
By セダ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 船を建てる 上 (コミック)
長らく絶版だった名作が完全収録で復刊され、発表当時からのファンとしてとても嬉しい。上巻の中では、汽車に乗った老人のエピソードが特に好きだ。 老人にとっての「アメリカの海」は、自分にとっての「船を建てる」の世界と同義である。 老人の中で、過ぎた日の「アメリカの海」の思い出がリフレインするように 美しく詩的で愛らしい佇まいに無情と残酷さを内包した「船を建てる」の世界は 初読の時からずっと、自分の中で美しい響きをたてている。 ただ、サイズが旧版より小さいせいか、トーンの再現性などの点で印刷の質が旧版より悪く見える。 特筆すべき書き足しはなく、本当に作品を完全収録しているだけなので(それが美点でもあるが) 旧版を持っている者にとって「お得感」は少ない。 未読の方には、文句なくお勧め。 旧版を持つ人は、現物を確認されて一考されるもよし、という感じだ。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
心のどこかに隙間が出来たら、読むといい,
By まこ (渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 船を建てる 上 (コミック)
ホンワカした短編集だ。天使アシカのコーヒーと普通アシカの煙草.....アシかが主人公のおかげだろうか?心の隙間に言葉が残る。たとえば、煙草が言う。 「悲しい気持ちになったら、生きていける自信がない。」 すると、女友達のチェリーが言う。 「いいじゃない。淋しかろうが、悲しかろうが、一日に一個でもいい事があれば、それでOKよ。....いいこと教えてあげようか?」 心のどこかに隙間が出来たら、読むといい。ホンワカしてくる。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
復刊に感謝!言葉に出来ないこの世界を是非堪能して下さい,
By
レビュー対象商品: 船を建てる 上 (コミック)
「船を建てる」が復刊したのですね!表紙、背表紙共に、船室の窓のような切抜きになっており、復刊者のこだわりが非常に感じられます。連載当時、他のストーリー漫画でもなく、ギャグ漫画でもない、この不思議な世界に非常に惹かれていました。 漫画と言うより、村上春樹やアメリカのハードボイルド短編小説に世界が近いですね。 あるいは、ヨーロッパ映画? とにかく、日本の漫画の世界からは一線を引いています。 漫画であえて、近いところで高野知子でしょうか?(異論あると思いますが、私の感覚では) アシカを中心にしたヒューマンハードボイルドSF?? まあ、とにかく一度読んでみて下さい。説明できない気持ちが少し分かっていただけるのでは。
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