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船に乗れ! (3)
 
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船に乗れ! (3) [単行本]

藤谷 治
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『読売新聞』(11月8日朝刊)、『本の雑誌』(12月号)、『王様のブランチ』(TBS系11月14日放送)などで紹介された、2009年大本命の〈泣ける〉本!


高校の音楽科に通う主人公・津島サトルと個性豊かな仲間たち。彼らが過ごす音楽漬けの日々に、青春時代のきらめきと切なさを色濃く映し出した、本格青春小説三部作。爽快な第一楽章。

青春の「爽やかさ」と人生の「苦み」をともに描ききった、新たな「青春小説のスタンダード」として話題沸騰です。


お腹の奥のほうからじわりとこみあげてくる「苦しさ」はあった。けれど、そこには、それを圧倒する「青春」と呼ばれる時代のきらめきと、甘やかな刹那があった。
――西加奈子氏(『アスタ』2009年8月号より)

いまもっとも良質な青春小説といっていい。
――北上次郎氏(『本の雑誌』2009年8月号より)

クラシックの知識がなくても、まったく苦にならない。美しいものは切なくて、ひたむきな思いほど、哀しいのだと気づかされる。
――大崎梢氏(『朝日新聞』2009年9月6日朝刊より)


話題沸騰の青春音楽小説

3部作、ついに完結




最終学年になった津島、鮎川、伊藤らのアンサンブル。伊藤は津島に言った。「僕たちはこれからの方が大変だ。甘くない」。それぞれの心がぶつかり合い、再びふれ合った果てに訪れる、感涙の最終楽章――。

エンターテイメント性と奥深さを兼ね備え、各紙誌で熱狂をもって紹介された青春音楽小説三部作が、ここに堂々完結! 胸に沁みるフィナーレは、人生を変える、かもしれない。

2010年本屋大賞ノミネート作――

内容(「BOOK」データベースより)

各紙誌で話題沸騰&読者の反応も熱い青春音楽小説三部作。津島と鮎川、伊藤…それぞれの心がぶつかり合い、再びふれ合う―感涙の最終楽章。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: ジャイブ (2009/11/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4861767350
  • ISBN-13: 978-4861767357
  • 発売日: 2009/11/5
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 186,578位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 次郎
ちなにみ音楽の知識はまったく無くても完全に堪能できます。
これほど感情移入させられる小説は久しく読んでませんでした。その分いい意味で?後遺症が長く残りました。
1巻目は遠くなった自分の高校時代を思い浮かべながら、微笑ましくも羨ましいと思いつつ楽しい気分を味わってました。
高校生になった子供にも読ませたいなくらいの長閑な読後感でした。
そこで2巻目、あまり警戒もなく感情移入していただけに受けたショックは並大抵のものではなかったです。
主人公の受けたショック(あまりに理不尽に思える状況へのやり場のない怒り)がまるで自分の経験のなかで、つい最近起きたかのような
衝撃を受けました。その感情は2日たっても消えず、ある意味辛かったです。
3巻目では、そんな気持ちが解消されるのか、なんとかハッピーエンドに導いてくれるのではとすがる様な気持ちで読み始めたました。
でも3巻目も面白いし納得できる内容だったけど、ざわついた気持ちを静めてくれるものではなかったです。
それは自分の人生を振り返れば想像できるはずで、人生の航海中にハッピーエンドなんてあるはずも無いですよね。
書評の粗筋だけ読めば普通の恋愛、学園もののようなのに。読後のこの感情はどこから来るのでしょう。
最後に主人公は吹っ切れたと語るところがあるけど、3巻読み終わっても未だに気持ちのざわつきが治まらないです。

後、気になって仕方が無いところがひとつ。17歳の女の子の気持ち等わかるはずも無いけど、南は夏休みに別の彼氏と付き合った後、
何事も無かったら主人公とどう付き合うつもりだったのでしょう。だれか聞かせて下さい?
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
 第1巻の淡い恋心(でも、そこには影があった)に自分の過去を思い出し(笑)、第2巻の
(予想以上の展開に)胸を苦しめられ、且つ考えさせられました。

 そして、完結編となる第3巻が満を持して登場。

 今まで、小説で楽しんだり、考えさせられることはありました(と言っても、読書量に
占める小説の割合は低いです)。この作品も「音楽とは何ぞや(これはメインでは無い)」
とか「人生とは何ぞや」をエンタメと言う包みに包んで読者の目の前に持って来ます。
でも、それだけでは無いのです。

 主人公の様な体験は、現実に置き換えてもレアなケースでしょう。でも、それがもたらす
結果というのは、多くの人が通って来た道、いや、今も通っているのでは無いのでしょうか?
主人公の体験に自分の経験を重ねる・・・それ故に自分の痛み、他人の痛みが、ページを
めくる手や文字を追う目から伝わって来ます。

 詳しくはネタばれになるので書けませんが、一見、何を意味しているのか?なタイトルも
そこらへんを・・・しています。

 その結果・・・イイ歳したおっさんですが・・・泣きました。登場人物のそれぞれの想いが
−作中で登場する音楽のように−それぞれによって奏でられ、そしてそれはアンサンブル=
分かり合えることもあれば、そこに至らず・・・なこともあるのです。そこら辺をお茶を濁す
こと無く正面から堂々と描いています。それに故に涙腺を刺激したのです。

 読破後、私の中に湧きあがった感情は何処までも広がる切なさでした。しかし、その切なさ
ゆえに、本作は読者の心に響くと思うのです。

 そう、舞台は作りごとでも、中身は自分が通って来た道だから・・・

附:作中に登場するクラシックの各曲。確かに知らなくても、知っていた方がより楽しめる
  のは事実です。それに藤谷氏の筆運びが上手い。知らないなら知らないで「どんな曲か?」
  と聴きたくなるのですから。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
音楽高校を卒業するまでの最終学年を迎えた主人公・サトルと仲間たち。
ある人の「空白」を抱えたまま、最後の時間をそれぞれの道を模索しながら
音を作ってゆく日々。

卒業前提の話なので、感傷的に泣かせに走る手もあるし、あるいは、皆が
成功して立派な音楽家になりました、めでたしめでたし、と、きらびやかに
終わる手もある・・・が、作者は、どちらの手も使わず、淡々と、力強く
その「最後の時」を描くのだ。そして、それ以降の大人になった彼のことも。

音楽や恋に打ち込んだ日々を、ただ「せつなかった」「充実してた」と言いきれずに
これだけ長い紙数を割いて、そのもどかしさも、わけのわからなさもすべて
描き切ったからこそ、ラストの主人公の静かな姿にグッとくる。
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ラストが…
ネタバレになるので書けないが、ラストが酷い。ここまでの濃密な青春活劇が一瞬で空疎なものになった。

1、2巻と素晴らしかっただけに残念だ。
投稿日: 9か月前 投稿者: おかず
喜びと苦しさのつまった青春音楽小説
... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: クロネコ
ラストがとっても良いです
1巻から一気に3巻まで読みました。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: にゃん太
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