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般若心経は間違い? (宝島SUGOI文庫)
 
 

般若心経は間違い? (宝島SUGOI文庫) [文庫]

アルボムッレ・スマナサーラ
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

日本で一番知られているお経、写経でもまず第一に選ばれるのが「般若心経」。では、この般若心経って、いったいなんなのでしょうか?初期仏教のテーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老が、ブッダの教えをもとに、般若心経を解読していきます。一行一行、順を追って解説しながら、般若心経のヒミツに迫り、かつてだれも到達したことのない結論に達します。はたして般若心経とはなんなのでしょうか。中国経由で日本にやってきたこのお経が、ここまで裸にされたことは、かつてありませんでした!
※本書は2007年8月に刊行された「宝島社新書 般若心経は間違い?」を改訂し、文庫化したものです。

内容(「BOOK」データベースより)

日本で一番知られているお経といえば「般若心経」。流行の写経でもまず第一に選ばれるのがこれです。では、この般若心経って、いったいなんなのでしょうか?初期仏教のテーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老が、ブッダの教えをもとに、一行一行、順を追って解読していきます。なぜ難解なのか、どこがおかしいのか。…般若心経がここまで裸にされたことは、かつてなかったと斯界を騒然とさせた話題の書。

登録情報

  • 文庫: 197ページ
  • 出版社: 宝島社 (2009/6/5)
  • ISBN-10: 4796672230
  • ISBN-13: 978-4796672238
  • 発売日: 2009/6/5
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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76 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
日本での上座部仏教を代表する高僧・スマナサーラ長老の著作は、これまではどちらかというと直輸入的でエキゾチックな説法が主だった気がします。今回の著作は、我々日本人が伝統的に親しんでいる仏教との本格的なすり合わせの作業が行われています。我々が一番親しんでいる「般若心経」をネタに、上座部仏教的な立場から仏教の説明を行なうという、まさに直球勝負です。
スマナサーラ長老の示される解釈は、現代のおびただしい数の「般若心経」解説(特に仏教学者たちの般若心経の新しい解釈の試みなど)と比べて、非常に素朴で簡明です。こんなに単純でいいのか、と思われるくらいですが、それは実践に裏打ちされているからこその明快さなのでしょう。単に簡単というわけではなく、素朴で力強い「本物」感があり、読むととても元気が湧いてきます。
難を言えば、ここには大乗仏教サイドからの反論はありません。おそらく今の日本の風潮では、鋭く反論してくる大乗仏教の論者もいないかもしれません(スマナサーラ長老の「対談」もいくつか出版されてますが、そんなに話がかみ合っていませんし)。また、日本語の語感の問題かもしれませんが、ところどころ過激な言葉も出てきます。
しかし、スマナサーラ長老の解説は、筋が通っているだけでなく、「般若心経」のいい面も悪い面も同時に明らかになるようなポジティブな説き方がなされています。タイトルとは異なり、この本は決して一方的に「般若心経」を批判しているわけではありません。むしろこの本を読めば、大乗対小乗なんていう区別は、実際の「実践」の前にはほとんど意味をもたないということが、実感として納得できるのではないでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
54 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 十姉妹 VINE™ メンバー
形式:新書
 現代の日本で一番ポピュラーといえる般若心教を取り上げて、どこが初期仏教の考え方と異なるのかを一つ一つの言葉の解釈とともに丁寧に述べられています。これを読むと、私達はこんな短い経典一つでもちゃんと意味を考えようとせず、まさに「呪文」として扱ってきたのだなあ、と反省します。ここから、日本の大乗仏教の問題点も見えてきます。
 さらに、初期仏教の魔と尼僧の対話のお経について解説して無常(般若心教でいうところの「空」)について、わかりやすく解説されています。
 安易に「色即是空、空即是色」とは言えなくなる本です。
 般若心教側の反論も聞いてみたいなあ。
このレビューは参考になりましたか?
70 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書の前半で『般若心経』の問題点が次のように指摘される。
1)史実を無視:釈尊が認めた智慧第一の舎利弗尊者を侮る。2)論理が崩れた空論:「色即是空」は「諸法無我」に対応する正しい命題だが、「空即是色」は「色即是空」の対偶論理ではなく逆論理なので正しい命題と言えない。3)虚無主義:釈尊の教法(五蘊、十二処、十八界、十二因縁、四聖諦など)を「無」と否定する。4)神秘主義:修行方法を語らずに、釈尊が完全に否定した呪文を崇める。
以前はなるほどと思っていた。しかし、その後、ティク・ナット・ハン師の『小説ブッダ』でブッダが語る「空の瞑想」を読んで、考え方が変わってしまった。その説法とは、“<空>とはつねに<何かがない>ことなのです。<空>はそれ自体独立して存在する何かではありません。鉢の水を捨てたら鉢は空(から)になる。しかし、鉢の中には空気が満たされている。あるいは、鉢を作る陶工が素材に混ぜた水に気づくはずです。このように、<空>とは<何かがない>ことだから、鉢が無くならない限り、<何かはある>という訳である。つまり、<空>の基本的意味は「此があれば彼があり、此がなければ彼がない。此が生ずれば彼が生じ、此が滅すれば、彼が滅す」という「縁起の法」のことなのです。”というものである。
このブッダの説法を読んで、龍樹の<空>と無着の<唯識>が同じものであることに気づいた。すなわち、鉢が空(から)になったことを知るのは唯識だから、<空>とは<何かがない>ことであり、<唯識>は<何かがある>ということである。どちらも、「縁起の法」である。ただし、それを論理や教学が混乱させたためにブッダの教法から離れてしまったに違いない。
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投稿日: 2か月前 投稿者: happyfun120
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投稿日: 6か月前 投稿者: ペルシャ猫
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