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著者は、権威あるSFの2賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞を幾度も受賞しているコニー・ウィリス。本作ではローカス賞を受賞している。400字詰め原稿用紙にして2060枚という圧倒的なボリュームでありながら、長さを感じさせない小説である。それは、舞台設定、登場人物、ストーリー展開といった物語を形作るすべての要素が、感動のクライマックスを迎えるための綿密な計算の元に組み立てられているからにほかならない。まず舞台は、迷路のように入り組んだ構造を持つマーシー・ジェネラル病院。ここで、主役2人をはじめ、死後の世界を信じるノンフィクションライター、災害マニアの少女、昏睡状態の男性ら個性的な人物たちがドラマを織り成していく。
3部からなる本書には、第1部と第2部の終わりにそれぞれサプライズが含まれており、特に第2部の結末は、読む者をしばし呆然とさせるほどに衝撃的である。想像を超えた展開に、知らないうちに引き込まれてゆく。(冷水修子) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
出版社 / 著者からの内容紹介
ローカス賞受賞! 圧倒的なクライマックス
危機に瀕した研究プロジェクトを救うため、みずから<死後の世界>を垣間見ようと決意したジョアンナ。だが、彼女がNDE(臨死体験)の暗いトンネルを抜けて赴いた先は、思いがけない現実の場所だった。私はこの場所を知っている。でも、どこだったか思い出せない。ただの幻影だから当然だと言うリチャードに反発し、ジョアンナはその場所がどこなのか、記憶の糸をたどって必死に調べはじめる。とうとう突き止めた答えは、まったく予想もしないものだった……。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
1945年、コロラド州デンヴァー生まれ。教職のかたわら小説を書きはじめ、1982年に短編「見張り」でヒューゴー賞を受賞。それを皮切りに現代アメリカSFを代表する女性作家となり、ヒューゴー賞・ネビュラ賞の最多受賞記録を保持。ウィットに富んだ抜群のストーリーテリングと生活感あふれる日常描写が持ち味。邦訳に、短編集『わが愛しき娘たちよ』、『リンカーンの夢』、『ドゥームズデイ・ブック』、『リメイク』(以上、早川書房)など。現在、コロラド州グリーリー在住。物理学者の夫コートニー・ウィリスとの間にひとり娘のコーディリアがいる。
訳者 大森 望(Nozomi Ohmori)
1961年、高知県高知市生まれ。京都大学文学部文学科卒。翻訳家・評論家。主な訳書に、グレッグ・ベア『スター・ウォーズ ローグ・プラネット』『ダーウィンの使者』(ともにソニー・マガジンズ)、リチャード・レイモン『殺戮の〈野獣館〉』(扶桑社)、コニー・ウィリス『わが愛しき娘たちよ』『ドゥームズデイ・ブック』『リメイク』、ルーディ・ラッカー『セックス・スフィア』『時空ドーナツ』『フリーウェア』(以上、早川書房)、フィリップ・K・ディック『ザップ・ガン』『フロリクス8から来た友人』『いたずらの問題』、R・A・ハインライン『ラモックス』(以上、東京創元社)ほか多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1945年12月31日コロラド州デンヴァー生まれ。コロラドの公立学校で教壇に立つかたわら小説を書きはじめ、1982年に短編「見張り」でヒューゴー賞を受賞。それを皮切りに現代アメリカSF界を代表する女性作家となり、ヒューゴー賞・ネビュラ賞の最多受賞記録を保持。コロラド州グリーリー在住。物理学者の夫コートニー・ウィリスとの間にひとり娘のコーディーリアがいる
大森 望
1961年、高知県高知市生まれ。京都大学文学部文学科卒。翻訳家・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)