~前作『CASA FELIZ』で柏木広樹さんの楽しいおうちに集まったミュージシャンが、こんどはブラジルの風を帆にいっぱい受けながらの航海に出発します。タイトルチューンの「航海記」はそんなワクワク感をそのまま音符にしたような、心浮き立つメロディー。
前作・前々作にもあったドリトル先生シリーズも健在。今回は Lagoa Misteriosa~~ で、カメのドロンコ爺さんをフィーチャリング。神秘の湖の周りをゆっくり歩くドロンコ爺さんの姿が見えるようです。
最初に聞いて、もっとも驚いたのが Vento Novo でした。なんとチェロとバンデイロのデュオ。こんなの聞いたことありません。メロディーラインだけなぞると、まるでクラシックのようなのに、バンデイロが入った瞬間にブラジルになってしまう。
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個人的にだいすきなのは Voz da Floresta。チェロの深く暖かい音に包まれて、底の深い幸福感という水の中をゆっくり静かに沈んでゆくような、そんなきもちになります。せつなくて悲しくて涙がこぼれそうなのに、とてもしあわせ。そんな、ないまぜの気持ちに、柏木さんのバラードはいつもしてくれるのです。~