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舟を編む
 
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舟を編む [単行本]

三浦 しをん
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (86件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

2012年本屋大賞 大賞受賞

内容紹介

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。

登録情報

  • 単行本: 259ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/9/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334927769
  • ISBN-13: 978-4334927769
  • 発売日: 2011/9/17
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (86件のカスタマーレビュー)
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 玄武書房の辞書編集部は新たな辞書『大渡海』の出版を企画する。中心となるのは変わり者ではあるが言葉に対して人並はずれた感性とこだわりを持つ馬締光也。しかし『大渡海』が世に出るまでには予想以上の時間が必要だった…。

 今年2012年発表の本屋大賞に輝いた小説です。
 馬締光也や同期入社の西岡正志、辞書編集部に配属された入社3年目の岸辺みどりといった面々をそれぞれ主人公とする短編が連なる連作集のような構成になっています。

 辞書作りのバック・ヤード話は確かに興味深いものです。
 掲載する単語を選ぶ際に、何を基準として選ぶのか、語意を説明する文章の長さはどうするのか。
 頁数が膨大になるのが常の辞書ならではの、薄くても裏が透けることなく、一定の強度をもった、そして頁を繰る指に適度にからまる紙の開発話。
 ゲラがあがってきたところで、本来収録してしかるべき単語が抜け落ちていたときにどう対処するのか。
 こうした辞書作りという地味な作業における労苦の数々を知る楽しさは、確かにこの小説にあります。

 しかし、わずか260頁程度の短い作品であるため、登場人物たちが辞書作りの途上で人生にとって大切な何かを学び、そのことで人生の舵を少し切る様子が、短兵急に描かれているのは否めません。長年月の間、辞書ひとすじに携わった馬締たちの思いが読み手に説得力をもって伝わらないのです。時間をじっくりかける紙幅がないためか、彼らが“学ぶ”過程は、時間とともに達成された熟成というよりも、まるで神からの突然の啓示のごとく唐突です。

 特に辞書『大渡海』の監修者である松本先生の存在がとても薄いことに落胆しました。
 小説の終盤に彼がたどる姿を見ても、それまで彼がどのように『大渡海』に熱くかかわってきたのかがほとんど描かれていないため、先生に対して馬締が感じるほどの強い思い入れが、私の心の中に生まれなかったのです。先生には出版会社の社員とはまた異なる意味の、彼自身の辞書にかける思いと命のほとばしりがあってしかるべきなのに。

 辞書編纂にかける人々のやけどするほど熱く、鬼気迫る姿を描いた書にはもっと優れたものがあります。かつて私が心躍らせながら読んだ2冊の書を以下に紹介しておきます。
 サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』(ハヤカワ文庫NF)
 高田宏『言葉の海へ』(洋泉社MC新書)

*42頁にある「現実を鑑みるに」という表記は誤りです。「現実に鑑みるに」というのが正しい助詞の使い方です。
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86 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
初めて、三浦しをんさんの小説を読みました。「本屋大賞」受賞と言う肩書きよりも、辞書の編纂と言うテーマの面白さと本の装丁に惹かれて買いました。
帯のイラストからラノベテイストなのかな?そうではなく意外に硬派な作品だったらいいな、そう思いつつ読み始めました。
しかし、やはり、ライトノベル感覚の作品で、主人公、その他の人物に感情移入出来ず、楽しめませんでした。
ライトノベルが悪いとは決して思いません。しかし、どうしても、漫画を読み慣れた若い世代に対する「媚び」のようなものを感じてしまうのです。
キャラが立っていることが初めにありき。そのことに、作品が縛られている気がしてなりません。
作者が、誠実にこの小説を書いていることは、色々な部分から感じ取れます。文章も、読みやすいように工夫されて書かれています。でも…と思ってしまいます。
主人公「まじめ君」について言えば、「本好き知性派女子の逆トジッ娘萌え」なんでしょうか。
対人関係が不器用で変わり者と思われているけど、純粋で、内に秘めた情熱があって―まじめ君は、男の僕から見ても魅力ある人物像です。
小説で描かれる、そのまじめ君は、痩せ形で手足が長く、服装は垢抜けないけど清潔で、髪は少しモサモサだけどちゃんと毎朝出社前にシャワーを浴びる。たぶん、メガネを取ったら、意外にイケメン。僕は、そう感じました。
男優でイメージするのは、向井理の容姿と雰囲気でしょうか。そんなまじめ君だからこそ、美人のかぐやさんに好かれたのかなあ。そんな皮肉でも言いたくなってしまう。ちょっと、いやかなり僻みだけど。
ちなみに、かぐやさんも美人である必要なんてないんじゃないかな。男社会の板前と言う世界で、自分の職業に必死に打ち込んでいる女性なら、それだけで十分魅力的だと思うけど。
シリアスとファンタジー半々くらいの作品と割り切れば楽しめる小説ですが、不器用だけどひたむきに仕事に情熱を注ぐ人間の群像劇を期待すると、作品の浅さを感じてしまいます。
現実社会で揉まれて生きてきた、くたびれた中年の僕には、登場人物たちの人柄の良さと抱いている夢の純粋さが、いささか、まぶし過ぎます。
このレビューは参考になりましたか?
62 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By michi
形式:単行本
三浦しをんという作家は、人間の「葛藤」を描かせたらピカイチだと思う。
(それは「風が強くふいている」で最も感じたことです)
今回は単純に、「好きな作家の最新刊がでたので読もう」というつもりで読み始めたのですが、結果的に、いまの私の様々な悩み・葛藤に答えをくれる作品でした。
辞書編集部のストーリーということもあって、はじめはとっつきにくいかもしれませんが、登場する人物のそれぞれの人間性から浮きあがる葛藤を、気がついたら共有している、そんな作品でした。
シゴトに悩んでいるひと、恋愛に悩んでいるひと、いろんな人に薦めたい作品です。
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面白かった!
期待せずに読みましたが、面白かったです! 続きを読む
投稿日: 1日前 投稿者: プリンよね〜
ほんわか
本屋大賞なので早速。本来自分では絶対に手に取らないジャンルの本です。何か事業を成し遂げるという話は、数年前の『天地明察』と同じなのですが、あちらが壮大な舞台である... 続きを読む
投稿日: 1日前 投稿者: Cappuccino
言葉とは…
*私はレビューを書く際には、星5つをつけたくなる作品に出合った時のみ記入するようにしています。... 続きを読む
投稿日: 2日前 投稿者: mmm.ken
想像と違ってた……
本屋大賞を取ったり話題になっていたので期待していた一冊。
はっきり言うと、やや肩すかし。... 続きを読む
投稿日: 3日前 投稿者: ろび〜ん
辞書づくりの壮大な物語と萌えキャラのギャップ
普段意識にもとめていなかった辞書が,こんなに凄いものとは恐れ入った。... 続きを読む
投稿日: 4日前 投稿者: アマ竜
本屋大賞で選ばれるのって、こんなもん?
大竹まことのゴールデンラジオで紹介されてて興味を持ったので海外から帰国と同時に購入。... 続きを読む
投稿日: 7日前 投稿者: U3K
間違いなく、良い作品。
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投稿日: 7日前 投稿者: JON
何とさわやかな読後感! さすがは「本屋大賞」
もう、すでに多くのレビューが出た後だが、どうしても支持票を1票投じたい。... 続きを読む
投稿日: 8日前 投稿者: 博多ムーミン
本屋大賞
本屋大賞の受賞をきっかけに読んでみました。
確かに業界(出版業界)受けする内容なのかなとも思いましたが、... 続きを読む
投稿日: 8日前 投稿者: ari
読みやすい純粋無垢な人間達のお話
良点
とても読みやすく
思わず顔がほっこりしてしまうシーンがいくつもあり
日本語を上手に遊び、より魅力的にしている点... 続きを読む
投稿日: 11日前 投稿者: 森林
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