なんちゅう物量作戦かいな。豪華も豪華、ちょっとやりすぎぐらい。もうサンライズの底力を感じさせる、超贅沢な作品だ。まずはスタッフ。平井久司氏やいのまたむつみ氏を小物のデザインにおしげもなく投入して、谷口悟郎氏を何やら名誉職っぽいセクションに入れ込む。そして脚本には吉野弘幸氏,アニメーション制作には名下請け?中村プロダクションの影が。ここでもうサンライズ総力戦を感じさせる勢い。そしてキャラにはこれでもか、っていうくらいの萌え!萌え!!萌え!!!しかもよくあるギャルゲーアニメ作品にあるように、「ただ出しときゃいいよネ理論」に陥ることなく、一人一人の背景をしっかり押さえて、萌えさせる理由づけをちゃんととってあるのが、サンライズらしい手堅さだ。それにそれに、CVもまたそれに劣らずダイレクトにいいとこ突いてくる。中原麻衣さん、清水愛さん、千葉紗子さんとくりゃあ、もう今が旬の若手声優のトップランナーたち、そのまわりを囲むのも進藤尚美さん、関智一・俊彦さん、野川さくらさん、石田彰さん、柚木涼香さん、能登麻美子さんetc、と、もうキャスト表見ただけで軽くめまいの豪華さ。一人一人名前をあげるだけでももうごちそう様だ。
これだけの厚みで作られるこの作品は幸せもんだね。ここまで見たところでも、落としどころはしっかり落とし、泣かしどころはしっかり泣かす。聞いた話じゃあ、どうやらこれから泣かしどころが増えてくみたいだけど、いいじゃんいいじゃんどんどんやって、サンライズ本格参戦で、薄っぺらい作品の多かった萌え作品がひとつのジャンルとして、アニメのカテゴリーの中でそれなりの地位を占められればいいなぁ、といちアニメファン+萌えむっつり好きとしては思うしだい。