内容紹介
1937年ヴェネチア国際映画祭最優秀外国映画賞
1938年キネマ旬報外国映画ベストテン第1位
想い出はワルツの調べに生きて
「今でも私の夢を見る?」
オムニバス映画の最高峰はこれ
オムニバス(もとの意味は乗合馬車)、つまり短編集的構成の映画の最高傑作のひとつ。夫を亡くしたクリスティーヌ(マリー・ベル)は、昔の手帳を手に、社交界デビューの夜にワルツのお相手をしてくれた男たちの今の姿を訪ね歩く。ベルを初め、7つの話の登場人物は名優ぞろい(たとえば第2話のルイ・ジューヴェ。朗読がうまく、ここで口ずさむのはヴェルレーヌの詩)で、当時のデュヴィヴィエ監督がいかに大物だったかがわかる。内容も語りくちもそれぞれ違う点、何回見てもあきないが、いかにもデュヴィヴィエ好みの悲劇的なものより、むしろ喜劇的な部分に心の傷は深く、味わいもある。エピローグにチラリと出る青年は、監督の出世作『にんじん』(1932年)の名子役ロベール・リナンの大人になった姿である。彼は第2次世界大戦中レジスタンス運動で死んだ。
三木宮彦
1938年キネマ旬報外国映画ベストテン第1位
想い出はワルツの調べに生きて
「今でも私の夢を見る?」
オムニバス映画の最高峰はこれ
オムニバス(もとの意味は乗合馬車)、つまり短編集的構成の映画の最高傑作のひとつ。夫を亡くしたクリスティーヌ(マリー・ベル)は、昔の手帳を手に、社交界デビューの夜にワルツのお相手をしてくれた男たちの今の姿を訪ね歩く。ベルを初め、7つの話の登場人物は名優ぞろい(たとえば第2話のルイ・ジューヴェ。朗読がうまく、ここで口ずさむのはヴェルレーヌの詩)で、当時のデュヴィヴィエ監督がいかに大物だったかがわかる。内容も語りくちもそれぞれ違う点、何回見てもあきないが、いかにもデュヴィヴィエ好みの悲劇的なものより、むしろ喜劇的な部分に心の傷は深く、味わいもある。エピローグにチラリと出る青年は、監督の出世作『にんじん』(1932年)の名子役ロベール・リナンの大人になった姿である。彼は第2次世界大戦中レジスタンス運動で死んだ。
三木宮彦
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『モンパルナスの夜』などで知られる巨匠、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督による名作ドラマ。昔の手帖を見つけた未亡人の女性が、社交界デビューを飾った夜に相手をしてくれたダンスパートナーたちの今を訪ね歩く。“IVCベストセレクション”。
内容(「Oricon」データベースより)
マリー・ベル、フランソワーズ・ロゼーほか名優共演による、舞踏会の手帖をめぐり繰り広げる若かりし日の思い出と現在を描いた、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督が贈るオムニバス形式の名作ドラマ。「IVC BEST SELECTION」対象商品。