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舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0)
 
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舞姫・うたかたの記―他3篇 (岩波文庫 緑 6-0) [文庫]

森 鴎外
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本人留学生とドイツの一少女との悲恋を描いた「舞姫」のほか、鴎外(1862‐1922)の青春の記念ともいうべき「うたかたの記」「文づかひ」、名訳「ふた夜」を収めた。いずれも異国的な背景と典雅な文章の間に哀切な詩情を湛える。併収した「そめちがへ」は、作者の初期から中期への展開を示す作品として重要である。

登録情報

  • 文庫: 185ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1981/1/16)
  • ISBN-10: 4003100603
  • ISBN-13: 978-4003100608
  • 発売日: 1981/1/16
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
国語の時間 2007/4/7
 私は舞姫を高校の国語の授業で始めて読んだ。舞姫を読むと非常に興奮した口調で豊太郎とエリスとの交歓を音読していた国語教師を今でも思い出す。私は高校時代、舞姫を西洋化による自我や国家に対する使命感について考える教材ではなく、明治の堂々たるラブロマンスのとして読んでいた。そう読めるだけの面白みがこの本にはあると思う。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 表題にある2篇の他、「文づかひ」、「そめちがへ」、ドイツの作家の作品を訳した「ふた夜」の3篇が収められている。鴎外は22歳のとき(1884年)から4年間、軍医としてドイツ留学をした。「舞姫」、「うたかたの記」、「文づかひ」の3篇は、帰国後まもなく発表された、いわゆる「ドイツ土産三部作」であり、残りの2篇も含めて、どの作品にも、悲しみを伴ったロマンチックな物語が、雅びやかな文語でつづられている。「舞姫」は映画化もされたので、その筋を覚えている読者も少なくないであろう。某省からドイツに調査留学していた「余」太田豊太郎は、貧しい家庭の娘で踊り子をしているエリス(「舞姫」という美化された表題は、このヒロインを指す)と恋に落ちるが…。巻末の解説によれば、発表当時、この作品の結末は主人公、ひいては作者自身の評判を悪くしたそうである。しかし、豊太郎は、人間の心の弱さを鋭く描くために作りだされた人物とみるべきであろう。これにくらべれば、他の作品は、読後の時間経過とともに筋を忘れてしまいそうになるほど、あっさりしている。しかし、読中はどの作品も、作者の文体が自分に乗り移るかと思われるほど、読者の心にしみじみと食い込んでくるものがある。難しい漢字には、現代仮名づかいで振り仮名がつけられているので、若い読者にも読みやすいであろう。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 「舞姫」は有名すぎるのに、内容が過激であり、現代でもいろいろと取りざたされるのもわかる。それを見越している作者がいるのかもしれないけど。この作品のテーマは「近代的自我の覚醒」とされている。しかし目標を見失って陋巷の踊り子に溺れていく様はむしろ自我の崩壊、溶解とみなすこともできる、という意見の鴎外論がありとても興味深く思われた。 
 この本の中で私は「舞姫」より典雅な「文づかい」を好んでいる。自らの意志で結婚を拒否し、宮女となって過ごす貴族の姫君イイダの物語が日本人士官小林を通して語られる。いいなずけにどうしても心がそわない理由をイイダは「恋ふへにこそ恋ゆるとこそきけ。きらふもまたさなり」とかたる。そして、実はモデルがいたにせよ、イイダとはどことなく森深い中世のおとぎ話の主人公のような名ながら、いつも自分の好みの黒い服を着る。現代の若い人が自分で選んで「辛い服」をきるように。そしてとくに鳴り物がなくてもイイダは里見美禰子よりも実は新しい女性といえる。「近代的自我の覚醒」のテーマは「舞姫」の過激さ、きわどさによらなくても若い女の心とスタイルに添うソフトな形で主張されている。また彼女の顔はいつもは「みばえせざりし」が「墓上の石像に似たり」と見えることもあった。この小説は意志をつらぬく激しさが基調だが静かで安定しているように思う。
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感想。
『舞姫』について。
エリスの自立性のなさを女性差別と取る方もいらっしゃるだろうが、当時としてはあれが精いっぱいであったのではないか。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 如那傘如臼太
ドイツでの話し
ドイツでの話し。
恋愛物語。
こんな昔に、ヨーロッパでロマンスがあったなんて。
英語のタイトル ”The Dancing... 続きを読む
投稿日: 2009/3/23 投稿者: kaizen
ロマンティックで切なくて・・・・。
新しい大型書店ができて、その中にある喫茶店で暇つぶしにでも
と20何年かぶりかで「舞姫・うたかたの記」の文庫本を購入した。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/5 投稿者: にゃおん
ついつい現実のお話と重ねられるが・・・でもやはり
舞姫は言うまでも無く物議をかもした作品です。発表当時においても、そして現在でも。そこに思うのは鴎外自身でさえ、あえてか、無意識にか、... 続きを読む
投稿日: 2006/5/17 投稿者: 蘇冬
後に続く歴史物への足がかり。
... 続きを読む
投稿日: 2004/2/3 投稿者: area222
全くの駄作
舞姫は有名だが、これはどう考えてもファウストの第一部の盗作。当時の時代背景と森鴎外というブランドが、それを未だに許しているということだろうか。処女作とはいえ、これ... 続きを読む
投稿日: 2003/11/16 投稿者: 三流の骨太
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