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舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145))
 
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舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145)) [新書]

アナトール・フランス , 水野 成夫
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

遊女タイスを悔悛させた、キリスト教に伝わる有名な聖人伝に材をとり、霊と肉の葛藤を描きながら、霊と肉に引き裂かれている現世の人間の姿を描いた、A・フランスの最高傑作。

内容(「MARC」データベースより)

霊と肉との相剋という永遠のテーマを美しい詩にまで高め、霊と肉の引き裂かれている現世の人間的な姿を、時代を古代エジプトにかりて描いた哲学小説。2000年刊「アナトール・フランス小説集 3」の改題。

登録情報

  • 新書: 270ページ
  • 出版社: 白水社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4560071454
  • ISBN-13: 978-4560071458
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 195,278位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
世紀末の美 2010/11/25
By りら
形式:新書
聖者として誉れ高き修道士パフニュスは、舞姫タイスの道を正そうと努め、彼女にはたらきかけるうちに、タイスは心を改め、修道女として生きる道を選ぶ。
一方、パフニュスは、砂漠で荒行に励み、聖者としての名をどんどん高めていくが、その心の内には、タイスの影が大きくのしかかっているのだった。
世紀末らしい退廃的な雰囲気で、オスカー・ワイルドの世界を彷彿とさせるような、ドラマティックな展開。アナトゥール・フランスの傑作です。
マスネ作曲のオペラ作品になっており、作中の「タイスの瞑想曲」は、ヴァイオリンの名曲として、しばしば演奏されている。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hypnos
形式:新書
アナトール・フランスは現世的な快楽をこよなく愛する人である。
生きる楽しみを失わせる一切のものが嫌いらしく、抑圧的な傾向に対する反発は、後年の『神々は渇く』
にもごく控えめな形で表わされている。
ティム・バートンが『マーズ・アタック!』で小市民的な社会に対する憎悪を炸裂させたように、
禁欲を是とする傾向を一人の苦行僧の形を取らせて、さながら私怨を晴らすかの如くいじり倒したのが
この小説と言える。
導入部からして悪意がぷんぷん漂っているが、進むにつれ黒々とした笑いは哄笑となって響き渡る。
主人公が更なる苦行を求めて砂漠の只中の遺跡の柱に登り、その足元に文字通り「門前市を成す」
人々の営みが展開される段など、ここまで虚仮にするかと頭を抱えたくなるほどである(しかも、
ここから先はもっとヒドイ)。
「文学とは」眉間に皺を寄せて語るものであるかのように考えられがちだった時代に誤読されたのか、
古びたものと見なされ、今ではあまり読まれなくなっている作家であるが、その本質はコメディーである。
今ならば、これがお笑い小説である事は容易に理解されるのではあるまいか。

砂漠の修道院 (新潮選書)
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
過去の遺物  2010/9/16
形式:新書
今となってはただつまらん小説である。アフリカの修道士がタイスという美女を連れ帰ってキリスト教に改宗させるが熱病で死んでしまうというお話で、まあ4,5世紀頃のキリスト教と古代多神教の対立を知るにはいいが、そういう意味でならキングズレーの『ハイペシア』のほうがずっと面白い。
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