小説やアニメでは語られなかったオーベルシュタインのエピソードです。
アニメや小説で「冷徹」と称されたキャラクターを主人公にしてどう展開するか?
と気になっていましたが、
アニメや小説のオーベルシュタインのイメージを残しつつ貴水さんが新しい一面を創り出してくれました。
収録時の設定の問題か全体的に音声が小さめなのが気になりますが、
シリーズとしては3作目で舞台としてのイメージ作りは上手くなっているのか、
「?」となるシーンはほとんどありませんでした。
艦隊のイメージやイゼルローン要塞の内部演出、義眼の映像表現、
トールハンマーなど色々と演出が凝っています。
オーベルシュタインと言えば「犬」ですが、
アニメでは噂話で出たのみで、あとは描き下ろしカレンダーで出会いの場面が描かれていたのみでしたが、
こちらのシーンも上手い手法を使われています。
ラストの雰囲気も、「冷徹」なキャラのエピソードなのにそれとはまったく違った感じで
新鮮な印象と共にどこかもの悲しくもありました。
貴水さんが歌うテーマソングもちゃんと収録されていて、
銀英伝・貴水さんのファンどちらも楽しめると思います。
気になった点は音声のボリュームとおおざっぱなチャプターが気になりました。
音声のボリュームは最初に書きましたが、
貴水さんが歌う場面など、チャプターはもっと細かく分けられるかなと感じました。