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舞い降りた天皇(下)
 
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舞い降りた天皇(下) [単行本]

加治 将一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

なぜ卑弥呼の墓と伊勢神宮は繋(つな)がるのか
倭の女王、高天原(たかまがはら)、神武東征、三種の神器――すべてを結ぶ二つの「島」の秘密とは!?

<ついに解き明かされた、「天皇」のルーツ>
倭国は卑弥呼の時代から、呪力で国を治めてきた。女王・卑弥呼亡き後、祭祀を握った最高司祭者が初代天皇「X」だ。「X」とは何者なのか――歴史小説家・望月真司(もちづきしんじ)の古代史解読が進む。
『魏志倭人伝』が距離表示を使い分ける理由、「八咫(やた)の鏡」を思わせる銅鏡が出土した北九州の遺跡、天皇の“指名権”を持ち、神武とゆかりの深い宇佐(うさ)神宮。朝廷をも牛耳った渡来人・秦(はた)氏。
そして京都と奈良に分祀された皇祖神の源流……。
点と点は、朝鮮半島と北九州の間に浮かぶ二つの「島」で結ばれた!
日本はいかにして誕生したのか。天皇「X」はどこから来たのか。いま、すべての秘密が明らかになる!

内容(「BOOK」データベースより)

倭国は卑弥呼の時代から、呪力で国を治めてきた。女王・卑弥呼亡き後、祭祀を握った最高司祭者が初代天皇「X」だ。「X」とは何者なのか―歴史小説家・望月真司の古代史解読が進む。『魏志倭人伝』が距離表示を使い分ける理由、「八咫の鏡」を思わせる銅鏡が出土した北九州の遺跡、天皇の“指名権”を持ち、神武とゆかりの深い宇佐神宮。朝廷をも牛耳った渡来人・秦氏。そして京都と奈良に分祀された皇祖神の源流…。点と点は、朝鮮半島と北九州の間に浮かぶ二つの「島」で結ばれた!日本はいかにして誕生したのか。天皇「X」はどこから来たのか。いま、すべての秘密が明らかになる。

登録情報

  • 単行本: 336ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2008/7/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396613113
  • ISBN-13: 978-4396613112
  • 発売日: 2008/7/24
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 麒麟児 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
何人も死にっぱなしというのはどうも・・・ この点、望月真司がきちんと落とし前をつけるところも読みたかったです。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By るっこら VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
いまだ尾を引き決着の付いていない邪馬台(壱)国、畿内説VS北九州説論――、
上巻に引き続き、天皇のルーツを探る本下巻は因縁の本懸案に分け入っていく。
まさかの初代(神武)天皇と卑弥呼との関り、やはり古代日本の玄関口であった
九州北部から現日本人の血脈は始まっていったのか? 天皇どころか、実はそんな
混血民族であったのかもしれない日本人の始原が薄っすら垣間見れた気がした。

ともかく様々な難問を最終的に鮮やかにクリアしつつ、その謎解きを主人公である歴史
小説家・望月に語らせていくのだが、その小説仕立ての手腕が導く半端ない面白さ。
実際に様々な歴史の舞台に降り立ち、関る人々との会話の中で、その謎を次々と
解き明かしていく様は、その臨場感もさることながら歴史ミステリーそのもの...

事実主人公に接触してくる謎の漂泊集団サンカ(ハチ)や、何よりまつろわぬ
作家である望月を付け狙う謎の刺客たち...内容が内容であるだけにじわじわと
襲う目に見えない恐怖は、やはり本書のテーマが遥かな古より連綿と続くリアルな
現実と直結している、そのことを今さらながら思い起こさせ、思わず背筋が凍る。

きっちり裏を取った上での筋道の通った著者ならではの目の醒めるような
天皇のルーツに迫る新説自体もなのだが、それ以上に感服したのは、現実に
著者自身が被ったであろう襲撃の危機でさえも、こうした小説仕立ての作品の
中で独自のエンターテインメントに仕上げてしまっている、その手腕である。
タブーであるからこそ湧き上がる疑念と好奇心―そしてそれに纏わる恐怖。
その真実を浮き彫りにさせているからこそ妙なリアリティがあるのだ。

さらに随所で繰り広げられる著者らしい今風の例えなど独特の言語表現による
謎解き解説は、どんな緻密な研究書よりも解りやすく爽快明白で、しかもすっと
その論拠が面白いように腑に落ちる、それはやはり直感がものを言う、この一点に
尽きるのだろう...結果ぐいぐいと引き込まれ、上下巻ともに読了するまで
二日足らずで一気に読み終えてしまったという、この何たる破天荒な面白さ!

著者が提示する北九州から壱岐対馬を経て南朝鮮まで網羅する新倭人の王国は、
シナの知識技術を得て瞬く間に日本本土へとその生存圏を拡散させ今に至る。
神話や信仰でさえも己の領土を拡げるための武器に変え、畢竟それが人が
人として生きるがための一つの本能なのかと主人公同様に眩暈を覚えつつ、
同時にだからお隣の韓国に妙な親近感を感じるのかという言葉を越えた何か...

そんな感慨に包まれながら、それでも自然と調和し生きてきた牧歌的な縄文人の
心に同化していく――これまた主人公同様のそんな思いに、今さらながら失われた
何かを求める心、もしかしたらこれこそが原初的な日本人の心なのかと薄っすら思い
至るのだった。初代天皇Xのしたたかさ、そして縄文倭人の穏やかさ、その両方が絶妙に
ミックスされた現日本人は、確かに優秀かつ情緒豊かなハイブリッドなのかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これは面白い 2011/3/15
By ポンポコペン VINE™ メンバー
形式:単行本
上巻に引き続き、いよいよ謎解きが大きく展開していく下巻です。

7 邪馬壹国
8 壱岐族と対馬族
9 三種の神器
10 神宮
11 天皇Xの正体
エピローグ 天皇(すめろぎ)は舞い降りた

余談ですが、望月シリーズは『あやつられた龍馬』『幕末維新の暗号』
そして上下二分冊になった今回の『舞い降りた天皇』と巻を追うごとに
分厚くなってきています。そして続編に当たる『失われたミカドの秘紋』
も分冊にはなっていませんが…厚くなっています…。

考古学には想像力が必要です。
残されている資料よりも、圧倒的に失われた資料の方が多いわけですから、
その空白を埋める為には、推理力と想像力が必要です。
その辺りの著者の腕前はすごいものだと感心します。

漢字は音写であるからアテにならない。その読みが重要だということ。
各地に残る地名にも重大なヒントがあること。
それらと、その土地に残る習俗も重大なヒントを我々に投げかけていること。

今回は天皇のルーツがどこにあるのかという謎に迫りますが、
なかなか読ませる謎解きでした。
普段から天皇に親しみを感じている私も、なかなかドッキリビックリ。
そうかもしれないなぁと思いました。著者の説に賛同です。
天皇家には、世の中に知らされていない家伝のような秘密が伝えられているのでしょうか?
あるとすればたいへん興味深いことだと思いました。
歴史の真実を求めるというロマンは、知的な興奮を呼び起こしてくれますね。

この本の内容に関する異論・反論なども読んでみたい気がします。
正統派の学者から出版されたりするとますます楽しいことになりそうですが…。
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