内容(「BOOK」データベースより)
膠着する南太平洋の戦況は、アメリカとイギリス、それぞれの戦略に暗い影を落とし、ついには国益優先の独自作戦を開始するにいたった。さらに、両国の狭間に置かれたオーストラリアは、英連邦にありながらアメリカの作戦に与し、独自の動きを活発化させる。対日戦のイニシアチブを懸け、水面下で擬装、隠蔽、謀殺の三つ巴の対立が交錯するニューギニア戦線。その焦点は、通商機動部隊によって浮き砲台「愛国鬼動要塞」となった鹵獲戦艦ワシントンであった。新たな動きを察知した通商機動部隊は、陸軍と連携しつつ米・英・豪の怒涛の攻撃を迎え撃つ。絶対死守の覚悟で愛国鬼動要塞を“護る”男たち。南太平洋の戦いの終息をも睨んだ、運命の戦いの幕が開く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林 譲治
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。上京後、戦略シミュレーションの原案などで活躍後、確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手としても期待を集めている。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)