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至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫)
 
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至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫) [文庫]

コリン ウィルソン , Colin Wilson , 由良 君美 , 四方田 犬彦
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間の新しい地平をひらく、悦びの純粋な瞬間「至高体験(ピーク・イクスペリエンス)」。倒錯や異常といった病理を斥け、あくまでも健康人の心理学の確立を目指したエイブラハム・マスローの仕事のなかに、『アウトサイダー』のウィルソンが見出した驚くべき可能性―。十九世紀以降の心理学が辿った複雑な歩みを、分りやすく語った本。

登録情報

  • 文庫: 452ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (1998/11)
  • ISBN-10: 4309461875
  • ISBN-13: 978-4309461878
  • 発売日: 1998/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 創造的な人生を営んでいる人達を研究した心理学について。また、偶然を口にするのを拒んで奮闘する驚嘆すべき知性, 2004/12/23
By 
guiskal (大阪) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
「アウトサイダーを超えて」以降のすべての作品に言えることだが、

ウィルソンはここでも「アウトサイダー問題」の強烈な解決策を提示している。「アウトサイダー」が高められた意識を持つ個人であるからには、「アウトサイダー問題」の解決は単に個々のアウトサイダーの受け入れではなく、社会のアウトサイダー化でなければならない。アウトサイダー化した社会とは、ほとんどの構成員が「より以上となる」情熱に自らを賭ているような社会である。だがそんなことが本当に可能なのだろうか。「至高体験」という言葉の発明者であり、この本で中心的に触れられる人物であるマスローは、心理学における彼の輝かしい知見をもとに、イエス、と答える。マスローは言う。大抵の人間に高次の欲求は存在しており、フロイトの無意識性欲同様、抑圧され、隠されているのだ、と。「歴史を通じて、人間性は安売りされてきた」。(これはマスローの言葉だが、後のウィルソンの著作「現代殺人の解剖」「世界残酷物語」における肯定の極として掲げられてもよいだろう。)したがって我々がやらねばならないのは、自由、喜び、内部に引きこもる力の、意識的な強調である。個人がこうした資質を自ら意識し、絶えず内省する事でさらに明晰にするとともに、社会は「屑なし(少なくとも、ごく僅か)」という仮定で人間を捉えなおす必要があるのだ。そうすれば、地表の姿は一変する。それが思いのほか簡単ではないかというほのめかし、そして部分的には既になされているという主張が奏でる勇ましい楽観主義の鐘の音に包まれ、読者は陶然として本書を読み終わるだろう。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 恐るべき重要な書, 2006/11/22
By 
silvermoon - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫) (文庫)
私はこれの旧版を購入して、読み通すのに10年かかった。何度挑戦しても、最初は面白いのだが、数十ページでいつも挫折した。確かに旧版は意味不明な文章や、やたら難しい言葉が溢れていたが、それよりも、やはりフロイトについてある程度理解していることが必要と思う。この本でも、ウィルソンはフロイトの欠点をかなり書いてはいるのだが、フロイトが全ての始まりであったことを認めているし、マスローも彼の仕事は「フロイトの深い意味の追求」と自身の著書で語っている通り、フロイトの基礎知識は必要と思う。私もフロイトを何冊か読んだ後では非常に面白く読めた。

そして、なんとも重要な書であることに驚いた。これは決して、純粋な学問書や心理学書ではないし、ウィルソンの独断にはいろいろ問題がある部分はあるが、やはり彼の超人的な知識に基づいた洞察力は天才的であり、忍耐強く理解しようとした読者に恐るべき貴重な知恵を授けてくれるものと信じている。
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27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 毎日が変わる?!, 2001/10/7
By カスタマー
レビュー対象商品: 至高体験―自己実現のための心理学 (河出文庫) (文庫)
至高体験とは、心理学者のマスローが健康の心理学を模索し、発見したもの。
この本は、大まかに言うと、至高体験の例、至高体験を見出したマスローの人生、彼に影響を与えたフロイトの人生、至高体験についてを書いたものです。

至高体験というもの自体が新鮮で興味深いのですが、この本の魅力はそれだけでなく、何と言っても筆者の文章力。例え方にユーモアがあり、わかりやすく、これだけの長い文章を最後まで飽きもせず、集中して(コリン・ウィルソン的に言うとロボットが現れずに)読めたのは他の何でもない文章の素晴らしさのお陰。

読みやすい上に、今後の学習の幅が広がるので、心理学入門者に最適だと思います。

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