ジャズファンもそうでない人も必見の一枚。
昨年亡くなったジャズドラムの巨星エルヴィン・ジョーンズの88年の東京コンサートのDVD。先に逝ってしまったエルヴィンの朋友"Train"ことジョン・コルトレーンへのトリビュートコンサートらしいが、彼自身の没後発売で買わずにいられなかった。
コンサート時はまだまだ現役バリバリだったはずだが、今観ると、まるで”でっかい天使エルヴィン”が天から舞い降りてきて昔の仲間達との再会を喜んで演奏しているような錯覚に陥ってしまう。
シンプルで暗いステージの真中にセットされたドラムに、白いタキシードのエルヴィンが浮かび上がり、"Chim Chim Cherry"を奏で始めると、鳥肌が立つ。ステージの物凄いオーラに引きこまれ、後は酔いしれるのみ。
印象的なのはエルヴィンの表情。終始、昇華したかのような幸福に満ちた表情で、本当に楽しくてしようがないといった感じ。観ているこちらまで幸せな気分になる。「これが音楽なんだよ。楽しいよ。」という彼のメッセージのよう。
廻りを固める超豪華なメンバー(タイナー、ハバート、フォーチュン、デイヴィス)も、それぞれ”絶句!!”するほど素晴らしいが、これが皆まとめて聴ける観れる贅沢なひととき。しあわせ・・。
「人類に素晴らしい遺産をありがとう、エルヴィン。
天国でTrainや先に逝った仲間達との演奏楽しんでください。
本当にありがとう。」