自閉症や,アスペルガー症候群を、血液型や、右利き左利きと同じように捉えて、
脳のひとつのタイプだと、当事者に伝える。という考え方には大賛成です。
よこはま発達クリニックでの内山登紀夫先生らとの臨床からたどり着いた方法だと思われます。
三つ組の特徴の説明に関しても、苦手と得意は裏表という説明にも納得です。
こだわり行動は、熱中行動との裏表というわけです。
ただし、片付けられないとか、忘れ物が多いとか(これが愛すべき特徴となっている得な人もいますが)
目を見てしゃべれないなどという特徴は、受け入れながらも、治すべきこととして認識してもらったほうがいいようです。
前記二者については、怒らぬように気をつけながら、くどいほど「説明」することにすればどうでしょう。
手伝うと子供をスポイルするとか考えず、とにかくなんども手伝って、前日から用意、玄関先に用意を続けるのです。
ほら片付けると皆が喜ぶよねということをやって見せるのです。
後者については「目など見なくて良いから、おでこのあたりを見なさい」ということにしたらどうでしょう。
対象としては小学生から中学生高校1年生くらいまでの間に、この状態に持って行きたいものです。
「自閉症、アスペルガー症候群の」というタイトルですが、本書は比較的軽い自閉症や、アスペルガー症候群向けに書いてあります。