自閉症といえば、想像することが苦手で、まして自閉症児が物語を作るなんて論外であるかのように従来語られていました。私もその一人でした。自閉症児のいろいろなこだわり・常同行動・問題行動(?!)etc.この障害をもたない人から見れば不思議な行動の数々の原因を知りたくて、自閉症児本人からの答えを期待して本を購入しました。もちろんその期待は裏切られなかったのですが、彼の哲学的ともいえる深い深〜い内面世界をその文章から知り、ホントに中学生がこれを書いたの!? とものすごい衝撃を受けました。障害があって会話ができないといっても、彼の中にはたくさんの想いがあふれていました。当事者が想いを語る本はこれまで比較的軽度の方のものが多かったと思いますが、発語の無い当事者が想いを語る本は日本では東田君が初めてではないかと思います。ぜひ一読をお勧めします!!