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自閉症だったわたしへ (新潮文庫)
 
 

自閉症だったわたしへ (新潮文庫) [文庫]

ドナ ウィリアムズ , Donna Williams , 河野 万里子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

This is the first of three volumes of autobiobraphy in which Donna Williams recounts her struggle with autism. She describes the desolation of the first 25 years of her life, before discovering the word "autism" - a label which brought withit some answers and the hope of a sense of belonging. "Somebody Somewhere: Breaking Free from the World of Autism" (1-85302-719-7) and "Like Colour to the Blind : Soul Searching and Soul Finding" (1-85302-720-0) take up Donna's story at the point at which this volume leaves off. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

わたしってそんなに「変でおかしな子」なの?幼い頃から、周囲の誰ともうまくつきあうことができず、いじめられ、傷つき苦しみ続けた少女―。家族にも、友達にも、学校にも背を向け、たった一人で自分の居場所を求めて旅立った彼女が、ついに心を通い合わせることができる人にめぐりあい、自らの「生きる力」を取り戻すまでを率直に綴った、鮮烈にきらめく、魂の軌跡の記録。

登録情報

  • 文庫: 489ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/06)
  • ISBN-10: 4102156119
  • ISBN-13: 978-4102156117
  • 発売日: 2000/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
自閉症者の見る世界。

それを当事者が記述する。

そこには周囲の人々からは見えなかった世界が見える。

著者のドナ・ウィリアムズはこれまで知られなかった自閉症の世界を広く世に知らしめたという一点だけでも非常に高く評価される。

断片的に話すことはできる自閉症者は少なくないが、ここまでまとまった形で記述できる自閉症者は少ない。

キャロルやウィリーといった内なる別人格。

人ではなく、その向こうの空間を何となく見ることにより人に目を合わせていると思わせるように話す、などといった社会生活への得意な適応法(適応法を編み出すまでの苦労もまた典型である)。

声や触感など通常と異なる対象への関心や自分の決めた手順への異常なこだわり。

そこには自閉症者の典型が見える。

さらに自閉症者は経験と学習を重ねることにより社会との折り合いを少しずつつけることができることを世間に知らしめたこともこの本の業績である。

徐々に社会との折り合いをつけ、その先の成果として活字を緩衝剤として自分の世界を紡ぎ出し、世に問うことに成功した。

現在では自閉症者当事者からの著書は多くものされている。

それらはドナ・ウィリアムズという先駆者がいたからこそ「できる」と思ったのだ。やはり先駆者としてのドナ・ウィリアムズの功績は大きい。
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34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
自閉症と闘ってきたドナ・ウィリアムズが、彼女の内側から感じ、見てきたことを綴ったのがこの本です。
3歳ごろの記憶から出版当時までの記録です。
当時は自閉症という症状は一般的に知られておらず、偏見から本人や家族が差別を受け苦しめられてきました。
でも、気丈なドナは自分の内側で、自分を見失わずに戦い続けて、出口を見つけました。

純真無垢、オネスティとは何かを考えさせられる本でした。
最後の方(p.441~)には実際、実際、自閉症の人に対してどのように接していけばよいのかということが、具体的に書かれていました。
いろいろな個性を持った人同士がお互いもっとわかりあえる「世の中」になるといいな、と思いました。

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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
自閉症は完治するものとは思っていなかったので、「自閉症【だった】わたしへ」というタイトルを不思議に思いながら購読した。確かにドナは自閉症だったかもしれない。他にも躁病、ADHDやLDの症状も見られると感じた…。そして、心身に多大な影響を及ぼす様々なアレルギー体質。たくさんの才能を生まれもったドナだけど、障害のために、それを上手く表現することができず、周囲にも溶け込めない(本人は溶け込む気はない)。それでもドナは、【自分たち】に真剣に向き合い生きてきた。そして感じたまま、体験したままを、レポートに表現した。その最高傑作が、この本だと思う。同じ障害に苦しんでいる人の周囲の環境、接し方によっては、【自分】や【自分たち】に向き合うことすら出来ずに、ただただ怯えているだけの人もいるかもしれない。ドナのように自身の障害と付き合いながら生きていける人ばかりではないと思うので、そんな人たちを救う手がかりになればいいのになと思う。
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