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自註鹿鳴集 (新潮文庫)
 
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自註鹿鳴集 (新潮文庫) [文庫]

会津 八一
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

おほてら の まろき はしら の つきかげ を つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ 唐招提寺にて 秋艸道人会津八一(1881-1956)はその晩年,歌集『鹿鳴集』に自ら註を付すことに没頭した.本書は,美術史家・書家にして歌人八一の全生涯を凝縮した自己表現の書であり,古都逍遥の格好の手引きともなろう.(解説=植田重雄) --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

秋艸道人・会津八一(1881‐1956)はその晩年、歌集『鹿鳴集』に自ら註を付すことに没頭した。本書は、美術史家・書家にして歌人八一の全生涯を凝縮した自己表現の書であり、古都逍遙の格好の手引きともなろう。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 280ページ
  • 出版社: 新潮社 (1969/06)
  • ISBN-10: 4101193010
  • ISBN-13: 978-4101193014
  • 発売日: 1969/06
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.5 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 847,280位 (本のベストセラーを見る)
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By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 以前に「奈良を旅行する際に持っていく本とは」ということで いくつかレヴューを書いた。何か忘れ物があったと思ったが 思い出した。本書である。

 すべてひらがなで書かれた短歌集だ。この本を読んでいると ひらがなには 不思議なまろやかさがあることが実に良く分かる。漢字は僕も好きだが 漢字のきびきびした感じに比べると ひらがなには まるみを帯びた優雅さを感じる。

 そんな優雅さが 奈良を旅する際に感じる「懐古調な感傷」に実に合う。

 一方 会津自身の註がついている。こちらは 漢字をごつごつ使った文語であり これはこれで響きは美しい。

 この註があるので 本書を 奈良訪問の良きガイドとする向きも多いのだと思う。

 しかし 僕は違うと思う。ひらがなの短歌がまろやかに光る。そんな光で事物を透かしながら 古都を辿る事が 奈良という場所には とても似つかわしいのだ。
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