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自衛隊が危ない (小学館101新書)
 
 

自衛隊が危ない (小学館101新書) [新書]

杉山 隆男 , 700
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

発足から55年、田母神・前航空幕僚長の「懸賞論文」問題が露呈した巨大軍事組織、自衛隊の歪みとは何か。
「軍歌が流れる基地」「悩める現場」、そして「アメリカという聖域」。
足かけ15年、1000人を超える陸海空自衛隊員に話を聞き、F15で空中戦訓練を体験し、
軍事機密のかたまり、潜水艦で深海を行った「兵士」シリーズの著者が、さらに3年にわたり防衛省の人事関係施策等検討会議委員をつとめた経験をもとに、
いま自衛隊の現場で何が起きているか、つまびらかにしていく。
その軋みの、悲鳴にも似た声が、歯止めを失ったこの組織で相次ぐさまざまな問題の底から聞こえてくる。

内容(「BOOK」データベースより)

発足から55年、田母神・前航空幕僚長の「懸賞論文」問題が露呈した巨大軍事組織、自衛隊の歪みとは何か。「軍歌が流れる基地」「悩める現場」、そして「アメリカという聖域」。足かけ15年、1000人を超える陸空軍自衛隊員に話を聞き、F15で空中戦訓練を体験し、軍事機密のかたまり、潜水艦で深海を行った「兵士」シリーズの著者が、さらに3年にわたり防衛省の人事関係施策等検討会議委員をつとめた経験をもとに、いま自衛隊の現場で何が起きているか、つまびらかにしていく。その軋みの、悲鳴にも似た声が、歯止めを失ったこの組織で相次ぐさまざまな問題の底から聞こえてくる。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 小学館 (2009/4/1)
  • ISBN-10: 4098250284
  • ISBN-13: 978-4098250288
  • 発売日: 2009/4/1
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By Fernald
形式:新書
筆者の「兵士」シリーズは自衛隊のルポの最高峰と言える完成度を持っていると思うが、本書はそれに遠く及ばないというのが率直な感想だ。これまでの「兵士」シリーズの取材の中のやりとりを一部抽出して組み合わせ、「自衛隊が危ない」として自衛隊に警鐘を慣らしている。「兵士」シリーズでは自衛隊の問題点を記しつつも、それを温かく見守る応援団のような観点が存在していたのだが、本書ではそのような観点は前面に打ち出されておらず、ここが「兵士」シリーズとの最大の違いと言えるだろう。また、「兵士」シリーズが一般の自衛官とのインタビューを基に書かれた作品であるのに対し、本書は田母神元航空幕僚長やいわゆる背広組の幹部とのやりとりが重要なソースになっている。若干穿った見方だが、田母神氏とのやりとりが筆者に本書を書かせた大きな要因であるように思えてならない。

自衛隊に対する鋭い洞察は本書でも健在である。しかし、そもそも「兵士」シリーズの白眉はこのような洞察なのであって、本書は「兵士」シリーズから、膨大な数の自衛官とのやりとりを大幅に削除したものに過ぎないとも言える。「兵士」シリーズに価値を加えるどころか、単に「兵士」シリーズをスリムにしたものにしかなっていない。最悪なのは、S士長の話など、「兵士」シリーズで使ったネタをほぼ同じ文言で使い回している点である。こういうことはしてはいけない。
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15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
いつものルポルタージュではなく、それらの取材の過程で感じたことなどをエッセイ風にまとめています。冒頭の円匙の話やS士長の話など、以前に著者の本で読んだことがありますが、本書では著者の考え方や感じ方が表に出ています。S士長のその後の話も興味深く読ませてもらいました。
「自衛隊が危な」さは、これまでいくつかの本で読みましたが、それらとは別の雰囲気を伝えてくれる本でした。特に笑えたのが、「そのうち突撃の命令までメイルで」といったくだりです。自衛隊だけでなく、今の社会を反映しています。
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12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 著者の「兵士」シリーズは全て読んだが、出版社も同じであるのに、自衛隊側が知られたくないエピソードをそれらのシリーズからわざわざ抜き出して、本書にまとめた真意はどこにあるのだろうかとの疑問に、読後支配された。
 
 トップの考え方は、田母上氏を出すまでもなく日本軍から一貫しており、その延長線上として世界平和=日本の平和と置き換え、「米軍の下請けとして際限なく自衛の為の戦争を広げていく(要約)」との1佐の言葉を、今更「危うい」と言われても、トップの真意たる『日本国防軍を創設せよ』の意図程度は、取材前から周知していると了解し、著者自身も自衛官に市民としても権利を放棄してでも“武士”を貫けとの志向を持った上での批判精神なき広報としてシリーズを書き続け、逆に読者側が著者の書けない苦労を慮りつつ読んできたのにもかかわらず、本書での手のひらを返したような現場の兵士、システムのダメぶりを再録されても読者はポカ〜ンとするか白ける以外なかろう。

 かと言って軍反対派を利するような事柄が書かれているでもなく、ゴシップ誌程度の情報でしかない。
 新書で安価であるからと言って、著者のスタンスをブレさせ明確でなくして良いわけではなく、再録で読んだ事のある内容でもあり、点数は辛目とした。
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