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自衛隊「影の部隊」情報戦秘録
 
 

自衛隊「影の部隊」情報戦秘録 [単行本]

松本 重夫
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

かつてマスコミや革新政党から「影の部隊」あるいは「影の軍隊」と呼ばれ、警戒された組織があった。自衛隊にあって情報収集と分析を専門に行う「調査隊」と情報教育を行う「調査学校」だ。戦後、米国陸軍情報部(CIC)にかかわり、「調査隊」の生みの親の一人である著者の、知られざる戦後情報戦の内実が今ここに明かされる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松本 重夫
1920年、韓国生まれ。陸軍大学校卒。終戦後、新聞記者を務める一方で、CIC(米国陸軍情報部)の情報機関員として活動。自衛隊設立に向け警察予備隊が設立されると51年に入隊し、CICから学んだ理論をもとに「調査隊」「調査学校」創設・発展に尽力。64年退職。退職後も軍事情報紙を発行するかたわらCIA、KGB、中国情報機関、KCIAなどとのパイプを生かし、諜報活動に従事。野戦砲兵学校会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 296ページ
  • 出版社: アスペクト (2008/11)
  • ISBN-10: 4757215843
  • ISBN-13: 978-4757215849
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Fernald
形式:単行本
 最近でこそ自衛隊の中で情報の分野が重視されつつあるようだが、かつては情報の仕事は日陰者の自衛隊の中の日陰者だった。筆者は終戦後の進駐米軍との接触を機に情報の世界に一生を捧げる決意をし、戦後史の様々な事件に間接的に関わってきた。本書は驚くべき裏エピソードが満載であり、このような世界があったのかと目を見開かされる思いであった。特に韓国との緊密な情報ネットワークは、筆者の韓国生まれ、軍人時代に韓国人を助けた、といったバックグラウンドから生まれたものである。この世代の情報ネットワークが失われつつある今、21世紀の日本の情報戦略は、個人プレーに依存できず、組織的なものとして構築されなくてはならないだろう。一部、自己顕示的な箇所や論証が甘いと思われる箇所があったが、一読して損が無い書物であることは間違いない。
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By MT
形式:単行本|Amazonが確認した購入
著者は、米軍の情報教範を参考にして初めて陸上自衛隊の情報教範を編纂した功労者である。旧陸軍では、情報及び諜報の一般原則を作戦要務令の中で簡単に触れているに過ぎず、情報要員と組織に情報理論ないし原理原則を説く専用の教範は存在しなかった。古今東西に恒久的価値を有する情報の原理は、孫子始め古代の兵学書に記述されている。なお、現代の軍隊は、情報の狙い、情報部隊の任務・編成装備、運用等を教範(マニアル)に記述して普及するに努めているが、旧軍には、この点が欠落し、情報活動は組織的でなく、多分に忍者型の直感的な才覚に頼であったと著者は述懐する。情報理論は、軍隊に限らず、全組織に必要な要素である。本書は、著者の情報実務経験から一般にも通用する情報理論の普遍性を説いている。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本
 第二次大戦を少佐で終え、福岡で米軍との関係を築いたことからカウンターインテリジェンスの必要を知り、数奇な人生を歩んだ著者の回想録である。

 本書は驚嘆せざるを得ない内容ばかりである。軍人が公職追放にあった中、米軍情報部隊からの依頼で産経新聞記者となり、国会内部工作及び共産党へのスパイ行為をした。自衛隊の前身である警察保安隊では、調査隊設立に深く関わった(調査隊は現在は情報保全隊となっている)。

 自衛隊を退官してからは個人で情報関係のオフィスを開設し、KCIAやKGBともコネクションを作り、金大中拉致事件では韓国大使館と首相官邸の根回しを行った。ソウルオリンピックでは韓国からの依頼でソ連の動向調査を行った功績で、日本政府高官と同レベルで開会式に招待されている。日陰で国礎となる人生である。

 その他、O-157集団発生事件、松本サリン事件、ポマード首相のシナ人愛人事件などへの意見もある。著者は日本のインテリジェンスの生き字引だ。スパイ天国と言われる日本における至宝だ。

 なお、ソース不明ながら、GHQに歌舞伎を研究した将校がおり、日本を弱体化させるためには家族制度を崩壊させれば良い、と彼はマッカーサーに提言したとの言もある。あなたの家族と国は大丈夫ですか。
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