どこの家庭でも学校の勉強以外に人との関わり方、あるいはお金、といった生きる知恵を教える場面があると思う。とはいえ、個々の家庭によって社会の捉え方はさまざま。
この本は子供が子供として、今を生きていく上で大事な要素を、大人、自分、法律、家族、学校、仕事、テレビ、暴力、コミュニケーション、映画、お金といったカテゴリーにわけ、説明している。さらにただ読むだけでなくみんなも一緒に考えるというスタイルをとっている。
やさしい言葉で書いてあるが、大人からの一方通行な「こうすべき」という発想をなるべく取り払い、社会のしくみやそこで個人や団体がどんな役割があるか説明した上で、自分でどう考えどう行動して行くか、そのヒントを子供が自らつかむ内容となっている。
子供だから「こうしなさい」ではなく、子供にはどんな選択肢があるか、子供と大人の世界の橋渡しをする、お勧めシリーズの一冊。