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自由論 (日経BPクラシックス)
 
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自由論 (日経BPクラシックス) [単行本]

ジョン・スチュアート・ミル , John Stuart Mill , 山岡 洋一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「すべてのことが官僚機構で行われている国では、官僚が内心反対していることは何もできない。このような国の政治制度は、経験と
実務能力をもつ国民をすべて規律ある組織に集めて、それ以外の国民を支配することを目的としている。」

この文章は、日本の官僚批判派、あるいは改革派官僚が書いたものではない。150年前に出版されたミル『自由論』の一節だ。
驚くほど、いまの社会の真実を突いている。官僚制の本質は、どの時代、どの社会でも変わらないということだろう。

ミルは19世紀のイギリスを代表する哲学者。父ジェームズ・ミルは著名な哲学者であり、息子に英才教育を施した。そのあたりは息子の『ミル自伝』に詳しい。
本書は、他者に危害を与えない限り、国家は個人に干渉すべきではないという「危害原則」を明らかにしたことで知られる。
リバタリアン(古典的自由主義者)の聖典ともいえるイギリス経験論の金字塔。

言論の自由、思想の自由がなぜ大切なのかを、民主主義のエッセンスをまるでビジネス書のように面白く説いている。たとえば、こうだ。
「ひとつの社会に変わった言動がどれほど多いのかは一般に、その社会に才能や知的な活力、道徳的な勇気がどれほどあるのかに比例する」

内容(「BOOK」データベースより)

個人の自由の不可侵性、言論の自由の重要さ、政府の干渉はどこまで許容されるべきかを明らかにした自由論の古典。

登録情報

  • 単行本: 264ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2011/9/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4822248577
  • ISBN-13: 978-4822248574
  • 発売日: 2011/9/1
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:単行本
2011年8月20日に62歳で突然亡くなられた訳者の最後の訳業。5年前に刊行された光文社古典新訳文庫の訳を、さらに改訳したもの。光文社版がすでに入手できないので、嬉しい出版だ。ミルの『自由論』は息の長い読みにくい英語なので、文章を細かく切って訳し直さないと、よい日本語にならない。日本語は、主語と述語が離れない短い文章が基本だからだ。その点で、山岡訳は読みやすいこなれた訳文になっている。本訳は、光文社版とは、表現を手直しされている他は、ほとんど変わらない。有名なミルの「他者危害禁止則」を述べた箇所を、既訳と比べてみよう。「文明社会のどの成員に対してにせよ、彼の意志に反して権力を行使しても正当とされるための唯一の目的は、他の成員に及ぶ害の防止にあるというにある。人類の構成員の一人の単に自分自身だけの物質的または精神的な幸福は、充分にして正当な根拠ではない」(岩波文庫)/「文明社会で個人に対して力を行使するのが正当だといえるのはただひとつ、他人に危害が及ぶのを防ぐことを目的とする場合だけである。本人にとって物質的か精神的に良いことだという点は、干渉が正当だとする十分な理由にはならない」(本訳)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新しい息吹 2011/9/4
By 大絶画 トップ500レビュアー
形式:単行本
 ミルの『自由論』は政治哲学の古典中の古典です。
 ミルの唱える「自由」はけっして奔放を意味しません。彼は「市民としての自由」、「社会のなかの自由」を論じ個人がどこまで保障されるべきか、また他者の自由をどこまで侵害してはならないかを検討しました。現在の観点からすれば不足している部分はあるでしょうが、「自由」を議論する上で避けられない作品だと思います。
 さて『自由論』の翻訳として『自由論 (岩波文庫)』が手に入りやすいですが、訳文の古さが否めず、通読には厳しいものでした。山岡訳『自由論』は翻訳の厳密さに疑問がもたれているようですが(『自由論 (光文社古典新訳文庫)』のレビューも参照してください)、読みやすさでは軍配が上がるように思います。本書を契機に原文に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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