登録情報
|
が、2人の女性の短い時間ではなく、若い頃からある時期までの半生を書き切ることによって、彼女の女性観のようなものがとても良く表現出来ていると思うのだ。
文体も読みやすく、2人それぞれの視点から物語が進行していく形にも破たんがない。ただ、欲を言えば、2人のうちの1人に作者自身がより強く投影されているのが、見えてしまい、そのせいで私は物語の中にどっぷりと沈みきれなかった気がする。
この時点での作者が色濃くあらわれている(舞台が東京であった!り、時代が大正モダンであったり、主人公が既婚女性であったり)ターニングポイント的な作品と言えるであろう。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|