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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すごいエッセイだ!!!,
By 花輪陽子 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C) (新書)
新書の自己啓発本やビジネス書よりもずっとずっと考えさせられた。
自由についてこんなに考えさせられたことは初めてだ。支配も感じていたけどこんなに多くの支配があったのだと気がつかされた。 社会、からだ、常識、自分による支配など。 まずはさまざまな支配があるということを知ること。そして自由を心の底から求めること。そのことが自由自在に生きるための第一歩。 楽しい自由人が増えるとどんな世界になるだろうか? 皆が賢くなってバラバラな消費活動をしだしたら世界はどうなるのだろうか? そんな世の中を見てみたいです。 私も、p.126の言葉は名言だと思いました。 ≪抽象すれば、自分にとって合理的な理由で判断をすること。周囲の評価、定説、噂、世間体、そして常識、といったもので選ぶな、ということ。 非合理的な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道である。≫ 本当にすごい本です。 でも自分が自由を求めている時期でないとHITしないかもしれません。 時期がきたらぜひ読んでください。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「自由」という言葉の本質を考えさせる,
By みるみる (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C) (新書)
第三章を読み終わるまでは、なんだか丁寧に書かれてるものの退屈だな、と思って読んでいた。
しかし、その章が終わりに近づくあたりから、突然核心に迫ってきて、その後は一気の読み進めてしまった。 「元大学教授という異色な経歴の作家」というレッテルをはり、 流行ものに流されたくなくて敬遠してきたが、そのレッテルを取り除いて読んでみてよかった。 というのも、このレッテルを取り除く行為こそが、まさにこの本のテーマであるからだ。 社会の空気がなんとなく作り出した”常識”や、自分の作り出した”思い込みの支配”から、 いかに自由自在に発想し行動に移すかという本書のテーマを読みながら、 私自身が自分の”思い込みの支配”という殻を破って、本書を読んでいた事に大変意義があった。 ただのノウハウ本や啓発本と括ってしまうにはもったいない。 帯に書かれている「思いどおりの人生の作り方とは?」という、 世間のトレンドに迎合するようなキャッチコピーが、ちょっと損していると思う。 でも、そういう思い込み自体が残念ながら”支配されている状態”であり、 その支配に気付き、未開のものを攻め続けることが、最終的には自由な状態をつくり出すと本書は説いている。
47 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「非合理な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道である。」名言だと思う,
By
レビュー対象商品: 自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C) (新書)
最近、新作の小説が出なくなった森博嗣。彼の文章に飢えていたところに、この本が出たので早速読んでみた。
集英社新書から出ている『臨機応答・変問自在』も好きだが、これは、今まで書かれた彼の非小説でもっとも好きな本かもしれない。 今の日本は基本的に自由な国だけど、実はみんな「不自由」を感じている。なぜだろう、その問いにこの本は明確に答えている。本当の自由とは、そして本当に自由になるためにはどうしたらいいのか、相変わらずの森節で、述べているが、それがたまらない。 いくつか気に入った文章を引用。 自由になるには、その覚悟が必要だ。(P.61) 「空気を読む」ことにあまりに熱心になっていると、「空気さえ読んでいれば安心」という人間になる。(P.85) 目指すものが自由であるなら、目指す姿勢もまた自由である。そういう不思議な連鎖が自由の特性だといえる。(P.89) 抽象的すぎてわからない?それがもう勘違いである。抽象的だから理解できるのだし、具体的すぎてわからないものが多すぎるのだ。(P.107) 「みんなと同じことをしない方が得だ」(P.115) 「個性的に生きること」が、「自由に生きること」に限りなく似ている(P.123) 好奇心は、「自由」の非常に大きな効用の一つだろう。(P.138) 具体的なものに拘ってはいけない。見つめるべきは、自分の立ち位置であり、自分の周辺の環境である。P.181 その中でも一番のお気に入りは、次の言葉。 非合理な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道である。(P.126) 非合理な常識が多すぎる。
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