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自由の哲学 (ちくま学芸文庫)
 
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自由の哲学 (ちくま学芸文庫) [文庫]

ルドルフ シュタイナー , Rudolf Steiner , 高橋 巌
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「外なる世界と内なる世界、外なる法則性と内なる道徳性との間に横たわる深淵は、ただ自由な魂だけがこれに橋をかけることができる」(本書「あとがき」より)。刊行後100年以上経つ現在も、まばゆい光芒を放ち続ける、シュタイナー全業績の礎をなしている認識論哲学。社会の中で否応なしに生きざるを得ない個としての人間は、個人の究極の自由をどこに見出すことができるのか。また、思考の働きは人類に何をもたらすのか。シュタイナー四大主著の一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シュタイナー,ルドルフ
1861‐1925年。オーストリア領ハンガリーに生まれる。自らの思想を人智学(Anthroposophie)として樹立。1914年以降、スイス・バーゲルにゲーテアヌムを建設し、ここを科学、芸術、教育、医療、農業の分野にいたる人智学運動の拠点とする

高橋 巌
東京に生まれる。慶応義塾大学大学院博士課程修了。1973年まで同大学文学部哲学科、美学・美術史教授。現在日本人智学協会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 314ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2002/07)
  • ISBN-10: 4480087141
  • ISBN-13: 978-4480087140
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 精神の自由, 2007/11/24
レビュー対象商品: 自由の哲学 (ちくま学芸文庫) (文庫)
人間は思考することができるが故に自由であることができる。我思う故に我ありという言葉の意味が少しわかった気がします。私にとっては、読むのにものすごく頭を使う本でしたが、なんだか頭が良くなった気がします。

“成熟した人間は自分の欲するままに行動する。その行為は自らの倫理的直観の基準に従っている。また、自分の欲求の達成を人生の喜びであると感じている。道徳的態度とは、道徳意志(人間の本性)が自分の内部からおのずと生じてくるようにすること”だそうです。

内容はまだまだ完全に理解できませんが、なんとなく勇気の湧いてくる本でした。
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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 思考と自由, 2006/2/17
レビュー対象商品: 自由の哲学 (ちくま学芸文庫) (文庫)
 前々世紀の遺物?である『自由の哲学』を読んで、21世紀になった今も、人間の「自由」の本質についての認識は、あまり進んでいないのではないかと思いました。さらに言えば、人類はこと「思考」ということに関して、行動主義的なアプローチと、観念論的あるいは言語論的なアプローチに引っ張られて、総体としては間違った方向に進んだのではないかと考えられます。それぞれのアプローチは、「思考」という営みに一部を説明することには成功しているでしょうが、かえってそのことで本質を隠蔽してしまっているのではないでしょうか?

 私たちが、人生のほとんどの時間を、過去の記憶や他者から与えられた理念によって埋め尽くし、自らまったく新しい思考をする機会がほとんどないことは、少し自分を振り返ってみれば分かることでしょう。そして、そこに「選択の自由」はあっても、本当の意味での「自由」がないこともお分かりになると思います。では、どうしたら私たちは「自由」になれるのか? シュタイナーは、その手がかりとして「思考」を挙げる一方で、私たちを「自由」に導くものとして「思考」を捉えなおそうとしているように見えます。それは単なる記憶の反応でもないし、抽象的な論理のつなぎ合わせでもないのです。では、いったいシュタイナーの言う「思考」とは何なのか? この本を読んで、思考錯誤してみてください。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 体験を伴う希有な本, 2008/9/18
レビュー対象商品: 自由の哲学 (ちくま学芸文庫) (文庫)
何回も読んで、シュタイナーの意図に気づいた時、とても感動しました。

思考の世界へと導くシュタイナーの仕掛けに、はまってみてください。

・・・加筆します

量の臨界から質の変化へのシフトつまり論理から直覚へ、プラトンが著作を通して意図したものが池田晶子さんのおっしゃる通りであるならば、自由の哲学でシュタイナーが意図した手法と同じだと思う。論理は「真理はこっちだ」と指差す指にすぎない。論理的思考にはもともと欠陥があるのだ。だがしかし、論理から思考の生まれる場所へのジャンプは、絶望的ながら不可能ではない。分かる人には分かる世界だ。

その場所に立てば認識と「ものそのもの」との断絶は元々ないと気づくのだ。

経験的思考が混じる前の、直感あるいは気づきとは、自由そのもので道徳的だという事をシュタイナーは経験的に知っていたが、論理の世界は存在そのものをポジティブに肯定する根拠を持たない。やっぱり何度も読んで、ジャンプするしかないのである。

それを意図した書き方なのだから・・・
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