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自由こそ治療だ―イタリア精神病院解体のレポート
 
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自由こそ治療だ―イタリア精神病院解体のレポート [単行本]

ジル シュミット , Sil Schmid , 半田 文穂
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

地域との結びつきを強める中で、精神医療改革を社会改革の一環とする-。60年代イタリアに登場し、精神医療関係者にショックを与え、そして過去のものとして忘れ去られようとしている、反精神医学の試みのレポート。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

半田 文穂
1942年生まれ。医療法人唯愛会桐の木クリニック院長。群馬県精神神経科診療所協会会長。東京大学農学部卒、群馬大学医学部卒。1977~78年、ドイツ・ハノーファー医科大学客員研究員。1980~94年、群馬・西毛病院副院長。1994年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 211ページ
  • 出版社: 社会評論社 (2005/12)
  • ISBN-10: 4784501819
  • ISBN-13: 978-4784501816
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By おじいさん VINE™ メンバー
形式:単行本
 1985年、この書は刊行された。当時の精神医療改革派は絶賛しました。 イタリアの精神医療改革の歴史と実態です。半田文穂氏の名訳です。
『自由こそ治療だ』
 この言葉を信じて 戦ってきた者たちは、イタリアの精神医療改革を具体的なモデルにしました。
 1960年代後半、精神医療界はもめにもめました。収容主義の体制に批判をあびせ 変革を求めた金沢の『日本精神神経学会』総会で素敵な結論がでました。
 『当時の日本の精神医療のあり方を すべて問う。』徹底的批判でした。若き医師達は 学会の主導権を獲得した。共鳴した精神科医たちは おのれの現場を改革せんと模索を開始しました。 それまで 『収容があたりまえ』であった状況を変えようとしました。
 残念ながら、その実践は現在 行き詰まっています。
 佐賀のバスジャック事件、神戸の少年の理解しがたい事件、さらに追い打ちは大阪教育大学池田小学校の自称「精神障害者」を名乗る男の少年たちの殺戮事件。これで 状況は決定的に反転しました。時の首相は速やかにことを進めるように指示しました。
 『キチガイは怖い』→『殺人予備軍』→『精神障害者をきっちり管理しないといけない』。
 現在の日本国は、「精神障害者は犯罪予備軍である」という捉え方の下、奇怪なる法と施設を一挙につくり動き始めています。
●しかし、『自由こそ治療だ』と信じて、実践をしてきた医療従事者は今も健在です。
 現在の精神医療体制は、「精神衛生法時代」を緻密にし、「保安処分を」を具体化させたと言うべきです。これに批判的な動きをする者たちへの 国家の締め付けは厳しくなる一方です。自称「精神医療改革派」が進めてきた施設も、脱落していきました。これが現在の日本国の精神医療界の実体。
 さて、この本を皆さん 手に入れてください。お読み下さい。イタリアではこの冒険は定着させています。日本国とは大違い。皆さん 一緒に 考えてください。
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マルチちゅ トップ1000レビュアー
形式:単行本
 本書は精神医学についての本ですが、まさにタイトルどおり。 患者を自由にする、普通の人と同じように暮らせるようにサポートすることで精神病を治療するというものです。
 本書の舞台はイタリア。精神病の患者−その多くは社会的な抑圧を受けて精神的に抵抗している者たち−が精神病院に入院させられ、 人との関わりを絶たれ、機械的に投薬や電気ショックを与えられ、幽閉される。それでますます精神的に荒廃していく「精神病院病」こそが問題であると立ち上がった精神科医たちの奮闘を追ったルポタージュです。
 彼らの治療法は「自由」。重く閉ざされていた精神病院の入院棟のドアを開け放つ。機械的な投薬、電気ショックをやめる。患者一人当たりに一人の看護者を充てる。そしてついには精神病院を閉鎖して、地域で普通に暮らせるようなサポートセンターに切り替えていきます。
 医師たちの努力で精神病院から、社会的な抑圧の温床である権威主義的な上下関係・階級制度がなくなり、 権威のないフラットで「民主的」な人間関係に劇的に切り替わっていきます。「自由」と、そして「民主主義」によって精神病院と、それを取り巻く地域、自治体にまで「革命」が起こっていく様はまさに圧巻です。
 現代社会の変革を展望するのに最適な良書です
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
題名に魅せられて買ってしまいましたが、巻頭につけられた訳者序にかえても、本文も文章が悪すぎて頭を抱えています。購入した本は、すべて読むをモットーとしている私ですが、通読できないかもです。

オランダ語のzinne---ただしくは、意識。百歩ゆずったとして感覚---を精神と訳した解体新書の訳をいまなお踏襲している精神医学界だけのことはあります。

ここは是非若手のホープにイタリアとドイツに一年ぐらいずつ留学してもらって、新訳をだし、汚名挽回をはかってほしいところ。心配することはありません。ドイツ語もイタリア語も日本人にとっては、とっても発音しやすい言葉ですからね。大丈夫です。医学部に合格できたきみらならできる、と太鼓判をおして送り出しましょう。

p.23の3行目の王宮は、たぶん、hof の誤訳だろうな、と見当がついたあたりで、読むのやめようかと考えている私です。原題がFreiheit heilt.になっていてドイツ語のようですから。

そういえば、ドイツには、Albeit macht frei.ってのもあったな、となぜか、アウシュビッツを連想して、一日がくれた・・・

買う前に、原著がドイツ語としっていれば、たぶん買わなかっただろうな。てっきり、イタリア語から訳したんだとおもっていた。と舌打ちしながら巻末の訳者あとがきで確かめると、著者は、スイスのジャーナリストだそうです。著者自身の参考文献(?)の半分がドイツ語ですし、なぜか出版年が1972年から1976年のものに限られていますし、イタリア事情がしりたかったらなぜ、イタリア人に聞かない、とつっこみどころ満載の本です。

ちなみにこの本に★5つつけて訳文を絶賛しているおじいさん、「残念ながら」が口癖の御年70歳の訳者と文体が一緒!ご本人とおさっししました。
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