農薬や化学肥料を極力避けたいと思うのは、ブーム等ではなく、人間も自然の一部なのだから当然の事かもしれません。
自然農薬といっても、いつ?何を?どうすれば良いのか? 一歩間違えれば毒になってしまう。そんな時に大変役立ちます。
化学製品のような完全武装ではないけれど、『100%防除しようとは思わない。80%できれば満点』という言葉通り、
自然の力を借り、雑草や害虫と上手く向き合って行く姿勢です。
ニンニク・唐辛子は有名ですが、その他ワカメや米ぬか、にんじん、ビワの葉、コーヒーetc..色々出てきます。
特に、醸造酢を水で薄めた液は「手軽な万能薬」として重宝します。
(週1回これを散布したら、アブラムシやヨトウムシがほとんど出ません。植物自体も元気になるみたい?)
春はツクシやチューリップ、夏は朝顔やスギナ、秋は菊やコスモス、冬はヨモギやドクダミ等、
≪身近にある季節の草花≫を使った方法も興味深く、少し手の込んだ草木灰やクン炭、発酵肥料などもあります。
土作りや間作(コンパニオン・プランツみたいなもの)、天敵&雑草を味方にする等、
予防や共存共生をはじめ、自然栽培の原点のような知恵が満載です。
例えば広告入りの本では、広告主(例:農薬会社)の製品(例:化学農薬)を否定する文章は載せられないけど、
この本は広告ゼロです(笑)。(広告ゼロでも化学製品を載せてる本もあるので要注意)
写真も白黒で、絵と文章が中心ですが、これが結構わかりやすい(料理本「こつの科学」と似ている)。
実用的な内容がギュッと詰まっていて、ワクワクしてきます。自然や先人に学ぶところ多し。
著者は大正生まれの方で、この本も埋もれてしまっているようですが、手元に置いておきたい一冊です。
21世紀の今、再版を希望すると同時に、皆さんにも是非お勧めします^-^